むちうちの症状は日によって違う?その理由と対応の注意点、治療について解説
監修記事

河野 裕也
理学療法士
交通事故等によるむちうちは「昨日は首の痛みが気にならなかったのに、今日は首が痛く頭痛や肩こりもひどい」といったように、症状が日によって違うことがあります。
特に、むちうちを患った初期では、天気や気温、体の使い方、ストレスなどの影響を受けやすいのが特徴です。
この記事では、むちうちの症状が日によって違う理由についてわかりやすく解説します。
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目次
むちうちの症状が日によって違う理由
むちうちとは、日本整形外科学会によると「追突や衝突などの交通事故によってヘッドレストが整備されていない時代に首がむちのようにしなったために起こった頚部外傷の局所症状の総称」と定義されています。
交通事故やスポーツでの衝突などにより首周辺の筋肉や靭帯が損傷することで発症します。首の痛み、肩こり、頭痛、めまい、吐き気など、多岐にわたる症状が現れるのが特徴です。

▲「むちうち」とは?発症の原因や症状等
症状の現れ方には個人差が大きく、また日によって症状が異なることも珍しくありません。
これは、時間の経過による症状の出現、痛む場所の変化、天気や気温、日常生活での姿勢や身体の使い方、自律神経の異常など、様々な要因が影響しているためです。
時間が経ってから症状が出ることがある
むちうちは、事故や強い衝撃を受けた直後には明確な痛みや異常が現れないことも多く、数時間後や数日後に症状が出現したり悪化したりすることがあります。
これは首の筋肉や靭帯が損傷されると修復のための炎症反応が起こり、この炎症は数時間から数日かけて進行していき3〜5日以内が痛みのピークといわれています。
そのため、事故当日は目立った症状がなかったにも関わらず、翌日になって首が回らなくなったり痛みが強くなったりすることが多くあります。
数週間経ってから時間差で発症するケースなどもあり、むちうちの症状が出るまでの期間には個人差があります。
交通事故後のむちうち症状出現迄の期間
医師監修むちうちの症状が出るまでの期間は?すぐに症状が出ない理由も解説
痛む場所が変わることがある
むちうちでは「痛む場所が変化する」ということがあります。
たとえば、「最初は首の後ろが痛かったのに、数日後には肩や背中に痛みが移った」「指先だけのしびれだったのが、肘や腕に広がってきた」「首の痛みが治まってきたと思ったら、今度は腰に違和感が出てきた」といったケースは珍しくありません。
これらは、事故の衝撃が単に首だけでなく、肩・背中・腰など広範囲にわたる筋肉や神経に影響を与えている可能性があるためだと考えられます。
首の筋肉は肩や背中、胸部の筋肉と連動して動くため、一部の部位に異常があると、他の部位にも負担がかかり、二次的に痛みが生じることがあります。
天気や気温の影響
むちうちの症状は、気候や天候の変化によっても大きく左右されることがあります。
特に、寒い季節や雨の日、気圧が下がるタイミングなどに「今日はなんとなく調子が悪い」「いつもより首が痛む」といったことがあります。
▲むちうちの痛みが天気で左右される理由
こうした天候による影響は、むちうちで損傷を受けた筋肉や神経、自律神経の働きに関連しています。寒い日は筋肉が緊張しやすくなり痛みが強く現れることがあります。
また、雨の日など気圧が下がる場面では、自律神経のバランスが乱れやすく、わずかな気圧の変化にも過敏に反応してしまうことがあります。
その結果、頭痛やめまい、吐き気、だるさなどの不定愁訴と呼ばれる症状も現れやすくなります。
関連記事雨の日にむちうちの症状が悪化する理由は?自宅でできる対処法や予防について解説
運動による悪化
むちうちは首の筋肉や靭帯、神経に損傷が起こっている状態であり、体を動かすことで痛みや炎症が強まってしまう場合があります。
激しいスポーツや無理なストレッチ、重い荷物を持ち上げるような力仕事などは、首や肩、背中の筋肉や関節に強い負荷をかけ、痛みやしびれを増悪させる可能性があります。
また、むちうちで神経症状が出ている場合には、筋力トレーニングやストレッチでも神経が過敏に反応することがあるため、自己判断での運動は注意が必要です。
運動の可否については主治医や理学療法士などの専門家に相談し、自分の症状や回復段階に合った内容を指導してもらうことが大切です。
関連記事むちうちに筋トレは効果的?運動療法について詳しく解説
自律神経の異常により症状が出ることがある
むちうちの症状は、首や肩の痛み、しびれといった運動器系の障害だけでなく、自律神経にも影響を及ぼすことがあります。
特に「バレ-・リュー症候群」と呼ばれる状態になると、首の痛み以外にも、めまい、耳鳴り、頭痛、吐き気、倦怠感、睡眠障害などの症状が現れることがあります。
事故直後よりも、受傷してから2〜4週間ほど経過した頃に、徐々にめまいや頭痛、耳鳴り、全身のだるさなどが現れるケースが多く、原因が分からないまま不安に陥る方も少なくありません。
また、自律神経症状はメンタル面とも密接に関係しており、事故による精神的ショックや不安感がさらに症状を増悪させることもあります。
医師監修バレリュー症候群とは?症状や通院先、後遺障害の認定などを解説
むちうちの症状が日によって違う場合の注意点
むちうちの症状は日によって痛みの強さや部位が変わることがあるため、症状が軽くなったからといって自己判断で通院をやめたり、無理をして動きすぎたりしないように注意が必要です。
また、痛みやしびれ、めまいなどの症状が強くなったり、新たに出現した場合には、すぐに医師に相談するなど軽視せず専門家の指示を仰ぎながら治療を継続することが重要です。
症状が出たら早めに病院を受診する
むちうちは、事故直後には症状がなくても、数時間から数日後に痛みやしびれ、違和感などが出てくることが多くあります。
症状が出たらできるだけ早く病院を受診し、検査を受けることが大切です。特に交通事故の場合は、症状がなくても事故後すぐに受診することが望ましいです。
▲交通事故後、痛みがなくても病院に行くべき理由
事故後に症状が現れず、事故当日から受診までしばらく時間が経ってしまうと保険会社に事故との因果関係を認めてもらえず、治療費や慰謝料などの補償が受けられなくなる可能性があるためです。
また、症状が出た後にそのまま放置してしまうと、炎症が進んで症状が悪化したり、慢性的な痛みやしびれが残る可能性があります。
早期受診と治療がその後の補償や後遺症予防のためにとても重要です。
関連記事追突事故で痛くなくても病院受診する理由 – 痛みが出た時へ備えよう
症状が悪化したら医師に相談する
むちうちは、痛みやしびれなどの症状が一時的に改善しても、しばらくすると再び悪化することがあります。
特に、首や肩の痛みが強くなったり、頭痛やめまい、吐き気などの自律神経症状が現れた場合は注意が必要です。
こうした症状の悪化は放置すると慢性化して回復に時間がかかるだけでなく、後遺症として残ってしまう可能性があります。
症状が悪化した場合は医師に相談し、検査やリハビリ内容を見直してもらうなど、適切な対応をとることが重要です。
天気や気温に合わせて対策する
むちうちは、天気や気温の変化によって症状が強くなることがあります。
気温が低くなることで筋肉や血管が収縮し血行が悪くなることや気圧の変化によって自律神経が乱れやすくなることが原因と考えられています。そのため、まず体を冷やさないことが重要です。
気圧や天気による影響を受けやすい方は、無理に外出や運動をせず、体調を第一に考えて行動することが大切です。
また、整骨院で施術を受けることも有効です。手技療法や温熱療法で血流を改善し、筋肉の緊張を和らげることで、天候による症状悪化を防ぐことができます。
関連記事むちうちで整骨院に通院していい?いつから通えるかや施術も解説!
症状が軽くなっても治療を継続する
症状が軽減してくると自己判断で通院をやめてしまうことがあります。しかし、むちうちは神経症状を伴うことも多く、完治したかどうかは痛みがなくなっただけでは判断できないケースが多いです。
症状が一時的に軽くなっても、数日後や気候の変化、無理な動作をしたことで再び悪化することも珍しくありません。途中で治療を中断すると痛みや可動域制限、神経症状が後遺症として残ってしまう可能性もあります。
また、治療を途中でやめてしまうと後から症状が再発しても「交通事故との因果関係がない」と判断され、治療費や慰謝料などの賠償を受けられなくなる可能性があるため注意が必要です。
医師監修むちうちは自然治癒する?治療や通院は必要?正しい対処法を解説!
むちうちの症状を改善させるための通院先は?
むちうちの症状を改善させるためには、適切な通院先を選ぶことがとても重要です。
交通事故後は整形外科を受診する方が多いですが、むちうちの痛みや不調は筋肉や靭帯、神経などさまざまな組織が影響しているため、治療方法も一つではありません。
整形外科で診断と治療を受けつつ、整骨院でリハビリや施術を併用することで、より症状の改善を目指す方法もあります。
整形外科
むちうちで病院を受診する際、まず最初に整形外科へ行くことが重要です。
▲交通事故後の整形外科受診
整形外科では、痛み、しびれ、頭痛などの症状が骨や神経に由来するものかを診断するために、レントゲン検査やMRI検査、CT検査などの画像診断を行います。
これらの検査で骨折や脱臼、椎間板ヘルニアなどの重篤な病変がないかを確認した上で、痛み止めの薬や湿布、ブロック注射、牽引治療、リハビリテーションなど症状に合わせた治療方針を決定します。
また、交通事故の場合は、治療費や慰謝料、後遺障害等級認定の申請に診断書が必要となります。この診断書は医師のみ発行することができるため、最初に整形外科を受診し診断書を取得しましょう。
整形外科では理学療法士によるリハビリを受けることができます。関節可動域訓練や筋力強化、姿勢矯正などのリハビリテーションを適切なタイミングで取り入れることで、後遺症予防や早期改善につながります。
整骨院
整形外科と併用して整骨院に通院することも大きなメリットがあります。
▲整骨院の交通事故施術内容の種類
整骨院ではレントゲンやMRIなどの画像検査は受けられませんが、筋肉や関節、靭帯、神経の状態を徒手により細かく評価し、個々の症状に合わせた施術を提供してくれます。ストレッチや電気療法、温熱療法などを用いて症状の軽減を図ります。
特に寒い季節や雨の日など、気圧や気温の変化で症状が悪化しやすい場合でも、施術により筋肉の柔軟性が高まり、痛みの緩和につながることが多いです。
また、整骨院は夜遅くまで診療しているところが多く、仕事帰りでも通いやすいため継続的な通院が可能です。
▲交通事故治療で整骨院に通うメリット
関連記事整骨院と整形外科の違いは?どっちがいいか症状やケースにあわせて解説!
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【体験談】交通事故後のむちうちの症状
実際に交通事故でむちうちになった交通事故病院ユーザーの方の症状や通院の体験談について紹介します。
事例①だんだん痛みが増していき、痛む場所にも変化が…
自転車に乗っていたところ、交差点で自動車にはねられ事故にあってしまった「ダイスケさん(40代・会社員)」の体験談を紹介します。
ダイスケさんは事故直後から首や 腰、 肩の痛みなどがあり、だんだん痛みが増していきました。痛む場所にも変化があり、 胸から背中へと肩甲骨のハリも出てきたそうです。
治療は、整形外科に月1回・ 脳神経外科に月1回通い、併用して整骨院に週5日ほど通院されていました。
ダイスケさんは通院について以下のようにお話しされています。
「湿布と痛み止めと塗り薬の処方だけだったのが不安でした。リハビリを受けるような怪我ではないのかなと思いました。今、投薬以外の処置は、整骨院でほぐしてもらってるので、なんとか通院を続けられています。」
「整骨院は、週5日ほど通っています。できるだけ来た方がいいと言われて、実際に通って楽になったので、この頻度で通っています。」
また、治療維持や悪化防止の為に、サポーターやストレッチポール、寝具を購入されたそうです。
ダイスケさんの体験談の詳細については、下記の記事で詳細をご覧いただけます。
事例②事故直後は症状がなく、数時間後に痛みが現れて…
停車していたところに後ろから追突される事故にあってしまった「まきさん(30代・会社員)」の体験談を紹介します。
まきさんは事故直後に症状がなく、数時間後に痛みが現れ、だんだんと増していったそうです。症状の変化について以下のようにお話しされています。
「事故が起きたのが夕方で、夜には痛みが出てきて寝付けなくなるくらい辛かったです。最初は首だけだったのですが、肩の痛みも出てきてしまいました。接骨院に通う期間の中で、腰に症状が出てくることもありました。」
治療は、整形外科へ最初の1ヶ月は週1、そのあとは2〜3週に1回通院し、整骨院は週4〜5回通っていました。整骨院に通い始めたころ、ちょうど寒くなる時期だったため『寒くなると痛みやすくなるという事もあるから、しっかりと通った方がいい』とアドバイスを貰ったそうです。
まきさんの体験談の詳細については、下記の記事で詳細をご覧いただけます。
体験談追突事故で被害者に…後から痛みが出て人身事故へ切り替え
日によって違うむちうちの症状に合わせたセルフケア
むちうちの症状は、日によって痛みの強さや部位、倦怠感などが変わることも多いため、セルフケアもその日の症状に合わせて行うことが大切です。
ストレッチや睡眠時の寝方、枕の高さ、食事内容を見直すことも症状の改善につながります。
症状が不安定で気になることがあれば、無理をせず必ず専門家に相談し、適切なセルフケア方法を教えてもらうことが重要です。
ストレッチ
むちうちの症状を改善するためにストレッチは有効です。ただし、自己判断で行わず、通院先の先生に相談して実施することが大切です。
むちうちは筋肉や靭帯、神経が損傷している状態であり、痛みやしびれが残っている段階で無理なストレッチを行うと、筋肉や関節に過剰な負荷がかかり、痛みが強まることがあります。特に痛みが強い日は無理をせず、安静にして体を休めることが大切です。
医師や整骨院の先生から指導を受けた上で、症状に合わせた軽めのストレッチから行うことで、筋肉の柔軟性を取り戻し、血流を促進して回復を早めることができます。
関連記事むちうちの正しいストレッチ方法は?治療を受ける場所や注意点も解説
睡眠時の寝方を工夫する
むちうちの症状を改善させるためには、睡眠時の寝方を工夫することも大切です。寝ている姿勢が悪いと、首や肩への負担が増え、朝起きたときに痛みやしびれが強くなっていることがあります。
高すぎる枕や低すぎる枕は首の筋肉や関節に負担をかけます。自分に合った高さで、首と枕の間に隙間ができないよう支えてくれる枕を選ぶと良いでしょう。
横向きで寝る場合は、頭と首、背骨が一直線になるように枕の高さを調整することが大切です。首が傾いた状態で寝続けると、むちうちの症状が悪化する原因となります。
関連記事むちうちで首が痛い時の寝方とは?負担の少ない寝姿勢を解説
食事の改善
むちうちの症状改善には、日々の食事内容も影響します。
まず積極的に摂取したいのが、たんぱく質です。筋肉や靭帯、皮膚、血管など体を構成する主成分であり、損傷組織の修復には欠かせません。肉や魚、卵、大豆製品、乳製品などを意識して取り入れましょう。
次に、炎症を抑える作用のあるオメガ3脂肪酸も重要です。青魚(サバ、サンマ、イワシなど)や亜麻仁油、えごま油に含まれており、むちうちで起こる慢性的な炎症を軽減する効果が期待できます。
また、ビタミンCやビタミンEには抗酸化作用があり、損傷部位の修復を助ける働きがあります。野菜や果物、ナッツ類をバランスよく摂りましょう。
▲むちうち改善の補助になる栄養素と食材の例
関連記事むちうちに効く食べ物で改善を促進できる?栄養素や食材を紹介
むちうちの症状が日によって違う場合は後遺障害を認定される?
▲後遺障害とは?(後遺症と後遺障害の違い)
交通事故による後遺障害等級認定は、治療を継続しても症状が改善せず、今後も回復の見込みがないと医師に診断された「症状固定」後に申請することができます。しかし、むちうちの症状が日によって違う場合は、認定が難しくなるケースが多いです。
後遺障害等級認定では「症状が一貫して存在しているかどうか」が重要視されます。日によって症状の有無や程度に大きな差がある場合「常に症状がある」と認められにくくなります。
むちうちで後遺障害が認定されるためには、症状固定後も首や肩、腕の痛みやしびれ、可動域制限などの症状が一貫して続いていることが重要とされています。
関連記事むちうちを後遺症にしない|症状や治療と後遺障害認定・慰謝料も解説
むちうちの症状固定とは
「症状固定」とは、交通事故によるむちうちの治療を続けてもこれ以上症状の改善が見込めないと医師が判断する状態を指します。
▲症状固定とは?
完治とは異なり、痛みやしびれ、可動域制限などの症状が残っていたとしても、それ以上よくならないと判断された時点で症状固定と診断されます。
むちうちの場合、受傷から症状固定までの治療期間の目安は6ヶ月程度とされていますが、症状や治療内容によって前後することもあります。
むちうちで後遺障害等級認定を受けるためには、最低でも6ヶ月以上治療を継続していることがひとつの目安とされています。
また、整骨院に通院した期間も治療期間に含むことができますが、整骨院への通院について医師の同意を得た上で、整形外科にも定期的に受診していることが重要です。整骨院のみの通院では「医学的な裏付けがない」とみなされ、認定が難しくなることがあります。
関連記事むちうちの症状固定とは?期間の目安や受け取れるお金の変化まで解説
3ヶ月で治療費の打ち切りを打診されることが多い
事故から3ヶ月ほど経過した頃に保険会社から治療費の打ち切りを打診されることがあります。これは、むちうちの治療期間が長引きやすいことから、保険会社側としては早期に支払いを終わらせたいという意図があるためです。
しかし、症状が残っている状態で治療をやめてしまうと、後遺症として長期間苦しむことになる可能性があります。そのため、保険会社から治療費打ち切りの打診があっても、症状が残っている場合には応じる必要はありません。
打ち切りを打診された場合の対処法としては、まず医師に相談することが大切です。医師が「まだ治療が必要」と判断すれば、その診断内容を保険会社に伝えることで、治療継続が認められるケースが多いです。
▲加害者側の保険会社から治療費の打ち切りを打診されたらどうする?
関連記事むちうちの治療費は3ヶ月打ち切り!?防止策と慰謝料で後悔しないための方法を解説
むちうちの症状は日によって違うことがあるので注意が必要
むちうちは、日によって痛みやしびれ、頭痛、倦怠感など症状の現れ方や強さが変わることがあります。しかし、症状が変動するからといって治療が不要になるわけではありません。
自己判断で通院をやめてしまうと、症状が再発した際に交通事故との因果関係が認められず、治療費や慰謝料が支払われなくなるリスクがあります。
天気や気温、日常の動作などで症状が変わることがあることを理解し、整骨院での施術やセルフケアも取り入れながら、焦らずじっくりと回復を目指しましょう。
〈参考文献〉
山下敏彦・村上孝徳 外傷性頚部症候群-病態と治療指針-:https://sapmed.repo.nii.ac.jp/record/10363/files/n091460832297.pdf
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この記事を監修したのは…
国家資格である理学療法士として、約10年間整形外科クリニックで一般の患者様からスポーツ選手の身体のケアに携わり、その後理学療法士の養成校の教員として身体の仕組み、治療技術などについて学生に講義を行っています。早稲田大学大学院スポーツ科学研究科にて修士取得。
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