2018.01.25 交通事故 被害者 施術・治療 むち打ち 手続き

交通事故の治療は整形外科だけ?交通事故後の手続きも教えて!

交通事故の被害にあってしまったら、事故の大きさや怪我の有無に関わらず、まずは病院の整形外科を受診しましょう。交通事故後に整形外科へ行かないと、被害者に不利益が生じてしまう可能性があります。
今回は、交通事故後に整形外科へ行くべき理由や治療内容などについて解説していきます。

交通事故後の手続きでやること

書類

交通事故にあってしまったら、気が動転してしまい、何をしていいか分からなくなりますよね。交通事故後は、必ずやらなければいけないことが主に3つあります。

  • 1.警察へ連絡
  • 2.保険会社とのやりとり
  • 3.病院の整形外科へ行く

それぞれの内容について説明していきます。

1.警察へ連絡

交通事故にあった場合、事故が起こったことを警察に報告しなければなりません。
警察に届けのない事故に関しては、交通事故証明書という書類を自動車安全運転センターで発行してもらえません。交通事故証明書は、後に治療費や慰謝料を請求するときに必要になります。必ず警察への報告を忘れないようにしましょう。

また、交通事故には「物損事故」と「人身事故」があります。人身事故で処理されなければ、自賠責保険が適用されないので、慰謝料請求の際に不利になることがあります。

物損事故と人身事故の違いは?
物損事故:被害者が怪我をしておらず、車や電柱などのものが壊れた場合。
人身事故:被害者に怪我がある場合。(軽い怪我だったとしても、人身事故として処理することができます。)

警察が事故現場に到着すると、交通事故が起きた当時の状況を明確にする実況見分が行われます。実況見分が終了すると、警察官の客観的資料である実況見分調書が作成されます。実況見分調書は、過失割合を決めるときに重要な役割を担います。

保険会社とのやりとり

加害者の加入している保険会社と自分が加入している保険会社に連絡する必要があります。

加害者の加入している保険会社への連絡
交通事故の被害者は、加害者に対して治療費や慰謝料などの損害賠償を請求することができます。損害賠償の支払いを行うのは、基本的に加害者が加入している保険会社です。今後のやりとりは加害者本人ではなく保険会社と行われるため、加害者側の保険会社に連絡が必要なのです。

自分が加入している保険会社への連絡
加害者が加入している保険の内容によっては、被害者自身の保険を使わなければいけなくなる場合もあります。したがって、自分が加入している保険会社への連絡も忘れないようにしましょう。保険会社に連絡する際は、弁護士特約へ加入しているかどうかを確認しておきましょう。弁護士特約を使えば、損害賠償を請求するための示談交渉を弁護士に任せたい時に弁護士費用を心配する必要がなくなります。

▶︎参考:交通事故で受け取れる慰謝料についてはこちら

3.病院の整形外科へ行く

交通事故後は、たとえ怪我の症状があらわれていないとしても、病院で医師の診断を受ける必要があります。なぜなら、交通事故の怪我は、事故後すぐに症状があらわれるとは限らないからです。

交通事故後にすぐ病院へ行かず、後から痛みがあらわれたとしても、事故と怪我との因果関係を疑われてしまう可能性があります。

交通事故の症状について

交通事故後によくみられる症状は、むちうちです。むちうちは、交通事故の衝撃で首が鞭のようにしなり、首周辺の筋肉や靱帯などが損傷することで痛みがあらわれます。

むちうちの主な症状

  • 首や肩の痛み
  • 手足のしびれ
  • 頭痛
  • めまいや吐き気
  • 耳鳴り
  • 後頭部や顔面が痛い
  • 歩行障害            など

▶︎参考:むちうちの症状には種類がある?それぞれの症状について詳しく知りたい方はこちら!

交通事故後にまず整形外科へ行く理由は?

悩む男性

交通事故にあったら、まずは病院の整形外科を受診しましょう。しかし、整形外科では「どんなことを行っているのか。」気になりますよね。また、「最初の通院先はどうして整形外科なの?」と疑問に思われる方も多いのではないでしょうか。

ここでは、整形外科で受けられる治療内容と、最初に整形外科へ通う理由について説明していきます。

整形外科での治療方法

整形外科で行なっている治療は、主に以下の2つ。

  • レントゲンやMRIなどの検査
  • 痛み止めや湿布の処方 など

整形外科は、骨折や脱臼、切り傷や擦り傷などのような目に見える外傷の治療を専門としています。痛み止めや湿布の「投薬」や機器を使った「画像検査」、怪我の「手術」はすべて医師のみが行える治療行為です。医師が診断することによって、その怪我を医学的に証明することができます。したがって、交通事故後はまず、整形外科に通う必要があるのです。

診断書を書くことができる

整形外科で医師の診断を受けると、診断書を書いてもらうことができます。診断書は、交通事故による怪我の病名や症状、治療期間の見通しなどが記載されている書類です。診断書の作成は、病院の医師のみが行えます。

診断書を取得することによって、交通事故と怪我との因果関係を明確にすることができます。また、診断書は人身事故へ切り替える際や損害賠償を請求する際に必要となりますので、必ず取得するようにしましょう。

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整形外科以外の通院先2つ

木の病院

整形外科以外でも、交通事故の通院先はあります。交通事故の場合、どちらの通院先でも保険を適用することができます。

①整骨院・接骨院

整骨院・接骨院では、柔道整復師による施術を受けることができます。柔道整復師は国家資格の1つで、主に手技を用いて施術を行う専門家です。

整骨院・接骨院での主な施術内容は、以下の3つ。

  • 整復法
  • 関節が外れたり骨折した箇所を元に戻すために操作をする技術。

  • 固定法
  • 脱臼や骨折した箇所をギプスや包帯などで固定し、身体機能の回復を図る施術方法。

  • 後療法
  • 損傷した組織を回復させるための施術方法。電気や超音波などの物理エネルギーを用いた「物理療法」、体を動かすことで自然治癒力を高める「運動療法」、体に直接触れて施術を行う「手技療法」がある。

交通事故による怪我の場合、むちうちの施術を専門に行っています。

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②鍼灸院

鍼灸院では、はり師や灸師による施術を受けることができます。体のツボを鍼や灸で刺激することによって血液やリンパの流れがよくなり、身体機能の回復を期待することができます。

2つの通院先に通うことも可能

交通事故の治療は、「病院・整形外科」と「整骨院・接骨院」を併用して通うことができます。
むちうちの場合、しっかりと治療を行わなければ、後遺症が残ることもあります。

  • 整形外科では定期的に検査を行い、症状の確認をする。
  • 整骨院では手技療法を行う。

このように、検査や施術を行うことで、後遺症が残るリスクを減らせるかもしれません。

2つの通院先を併用して通う際は、加害者側の保険会社に連絡してからにしましょう。連絡を行わずに通院先の併用を行なった場合、適切な保険金の支払いを受けられなくなる可能性があります。

▶︎参考:交通事故の被害者に支払われる損害賠償の内容について、詳しく知りたい方はコチラ

交通事故の通院先は、整形外科だけではありません

いかがでしたか?交通事故にあい、通院先を探している方。通院先は、「整形外科、整骨院・接骨院、鍼灸院」の3つから選ぶことができます。通院先を選ぶのは、あなた自身です。自分が行きたいと思う通院先を選ぶようにしましょう。

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