あざを早く治す方法・予防法とは?意外な方法を解説!
監修記事
福山 祥平
柔道整復師
「軽くぶつけただけなのに大きなあざが…」「こんな目立つところにあざが…」
みなさん一度はこんな経験をしたことはないでしょうか。軽くぶつけただけなのにできるあざ、服装やメイクではなかなか隠しきれない所のあざ。そのようなあざを早く治す方法やあざができにくくなる意外な予防策を解説します。
あざが頻繁にできたり、一度できると治りにくい方はぜひ参考にしてみてください。
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目次
あざを早く治すにはできるだけ早い対処が必要
あざができる原因として身体をどこかに打ちつけてしまう、つまり「打撲」があります。打撲をしてしまうと、打ち付けた部分の組織が傷ついてしまい体の中で内出血を起こします。
その内出血が「あざ」の正体です。
そしてあざを早く治すにはあざができてから早い処置が必要となります。「RICE処置」という方法です。
Rest(安静) | 怪我した部分、全身をまずは安静にしましょう。 |
---|---|
Ice(冷却) | ぶつけた部分を氷水を入れたビニール袋や冷却パッドなどで冷やします。直接皮膚に当てると凍傷の危険もあるのでタオルに包んで使用します。 |
Compression(圧迫) | ぶつけた所をガーゼやタオルを巻きつけるか押さえて圧迫します。 |
Elevation(挙上) | ぶつけた部分を心臓より高い位置で保ちます。そうすることで血液の循環を抑えない内出血を抑える効果があります。 |
Ice(冷却)は15分〜20分程度行ってください。RICE処置を行った後は1〜2時間空けて再び行うとより効果が期待できます。
あざはどれくらいで消えるのか
打撲のようにどこかに身体をぶつけてできたあざは通常1〜2週間程度の期間で消えていきます。最初は青紫のような色をしていたあざも茶色→黄色のように変色し薄くなっていき最終的に消えていきます。
範囲が広いと治るのに時間がかかることもありますが、心配はありません。
しかし、
- ぶつけたり原因に身に覚えがないのにあざができる
- 長期間経ってもあざが消えない
- あざだけでなく体調不良などもある
などの場合、病気の可能性もあるので注意が必要です。
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あざを早く治すためには食事から効果的な栄養素を摂取しよう
あざを早く治す方法に「食事」があります。なぜ食事があざの治す速度を早くできるのでしょうか。
あざは組織に傷がつくことで内出血を起こすことでできます。時には色素沈着により消えにくくなることがあります。
これらを早く解決するために食事により様々な栄養素を取り入れ代謝を活発にするという方法があります。身体の内側からも意識をすることであざができにくい対策も可能となります
どのような栄養素がより効果的なのか解説します。
鉄分を含むレバーなど
鉄分は皮膚や血管などの組織に必要なコラーゲンを合成するのに必要な栄養素です。鉄分が不足すれば、コラーゲンが不足し毛細血管の組織が弱くなり、小さな衝撃でもあざができやすくなり、治りも遅くなることがあります。
さらに鉄分は全身に流れる血液中の酸素を運ぶ「ヘモグロビン」を作るために必要な材料となります。全身に酸素が運ばれると代謝がよくなりあざの治りも早くなる効果があります。鉄分を含むレバーなどがおすすめです。
タンパク質を含む魚介類や卵など
タンパク質は血管を丈夫にするために必要な栄養素で、不足すると血管が硬くなり柔軟性が低下したり、破れやすく・もろくなったりすることがあります。血管が傷つきやすくなるとあざができやすくなります。血液中の異常なタンパク質が生じる病気などでは血管がもろくなることがあります。
タンパク質を摂取することで、血管は弾力のある丈夫になるのであざができにくくなります。タンパク質を含む魚介類や卵などがおすすめです。
ビタミンB12を含むチーズや貝類など
血液中の酸素はヘモグロビンという成分とくっつくことで全身に巡らせることができます。しかしヘモグロビンは血液中を自身で移動することができないため「赤血球」という組織によって全身に運ばれます。
ビタミンB12は赤血球の形成に必要な栄養素で、不足すると赤血球の数が減少し全身に酸素が送られにくくなります。ビタミンB12を摂取することで赤血球が作られ全身に酸素が運ばれることで代謝がよくなりあざの治癒に必要な代謝や血流が良くなります。
ビタミンB12を含むチーズや貝類などがおすすめです。
葉酸を含むレバーやほうれん草など
葉酸はビタミンB12と共に先ほど出てきたヘモグロビンを全身に運搬する役割の赤血球の形成を行っています。全身に酸素を運び代謝を上げるのに必要となります。
葉酸はさらに細胞の形成そして傷ついた後の再生を助ける役割もあるといわれているため、あざを早く治すため、あざをできにくくするために必要な栄養素となります。
POINT
葉酸は妊娠中など貧血が起きやすい方にも重要
葉酸は妊娠中など貧血が起きやすい方にも重要な栄養素としても知られています。葉酸を含むレバーやほうれん草がおすすめです。
ビタミンCを含むレモンやピーマンなど
ビタミンは10種類以上あり、その中でも血管や血流に関係するのがビタミンCです。ビタミン Cは血管や皮膚や細胞に必要なコラーゲンの生成を行う役割があります。
さらに鉄分の吸収促進の効果もあるため、効率よく鉄分を吸収するためにも重要な働きをしています。
ビタミンCが不足すると血管が破れやすくなったりもろくなるため軽い刺激でもあざができやすくなります。摂取することで鉄分と共にコラーゲン生成促進の効果があり血管を丈夫にしてくれます。
ビタミンCを含むレモンやピーマンなどがおすすめです。
ビタミンKを含む納豆やしそなど
数十種類もあるビタミンの中でビタミンKは血液凝固という役割があります。血液凝固というのは漢字の通り血液を固めるという働きです。例えば出血をしたときに時間が経つと出血がとまるのもビタミンKの役割です。
不足してしまうとぶつけた時におきた内出血が止まりにくくなり、あざができやすくなります。摂取することで内出血の止まる速度が速くなるのであざを抑えることができます。
ビタミンKを含む納豆やしそなどがおすすめです。
あざを早く治す方法にまつわるQ&A
ここまであざができてから早く治すための処置方法やあざを早く治す、あざができにくくなるのに必要な栄養素や食事の解説をしてきました。
あざができないように生活を送ることは難しいですが、すぐに対処し、普段の食事などから意識していくことで目立つあざも早く治すことができます。
現在、医療は発達し湿布や薬など医療用品も存在しあらゆる処置ができます。
これらはあざに効果があるのかQ&A方式で紹介します。
あざに湿布は効果ある?
湿布や塗り薬はあざが消えるまでの期間を短縮する効果が期待でき、効率よく治すことができます。しかし使用するタイミングも重要になり、正しい順番で使用することで効果を最大限に発揮できます。
身体をどこかにぶつけたり、打撲などの刺激があった後はRICE処置を優先的に行います。RICE処置を行うことでまず内出血を最小限に抑える事ができます。
その後、最後に湿布や塗り薬を使用することであざの治りが早くなる効果が期待できます。
あざにマッサージは効果ある?
あざができるときは打撲など身体をぶつけるような衝撃を受け組織や細胞が壊れている状態です。あざを強くマッサージしてしまうとまた組織に傷がつき治りが遅くなることもあります。
あざに効果的な処置の方法は「シャワー」です。シャワーはマッサージ効果もあり、さらにあざの部分の血流を促進する効果があるので、あざを早く治すために効果的です。
シャワーの当て方はあざのある所に5〜10㎝程度の距離からゆっくり動かしながら当てます。入浴の際に行うことで治りが早くなります。
青あざは薬でも治せるの?
市販薬の外用薬ではあざを早く治すために、特化した医薬品があります。
薬の作用としては血行を促進させることができるものです。血行を促進することで皮膚や組織の新陳代謝が促進され打撲後のあざを早く治癒させることができます。外用薬であるためあざのある部分に直接、働きかけることができます。
露出が多く、あざが目立ちやすい顔や脚、腕などに使用できます。皮膚の下に溜まっている内出血を改善することであざの治りも促進されます。
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まとめ
あざへの対応は、打撲をしたときに行う「RICE処置」、あざを早く治すため・あざができにくい対策「食事」、市販薬を使った方法など様々な手段があります。
あざを早く治す、あざができにくいようにするには内外から素早い処置が必要となります。
あざにお困りの方は参考にしてみてください。
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この記事を監修したのは…
柔道整復師。学生時代には整形外科のリハビリでアルバイトを経験、卒業後は整骨院に就職し院長となり後に独立。現在では出張や店舗での整体、フェイシャルエステを経営。また、並行してSEOを始めとするWEB関連についても学び、現在ではWEBライターなど幅広く仕事を行う。
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