2018.02.22 交通事故 施術・治療 むち打ち 手続き リハビリ

むちうち?リハビリ?治療費は?交通事故の対処方法を知る。

交通事故にあった被害者が気をつけるべきこと

免許を取って初めて友人と一緒にドライブをしていたときのこと。楽しかったドライブ、いきなり後ろの車に追突されてしまったあなた。

ドライブ

「加害者が全部やってくれる?」
「被害者がしておくべきことはある?」
「病院に行っておくべき?」
「症状が良くなっている感じがしない…」
などなど、初めてのことで不安だけでではありませんか。
交通事故にあうと気が動転して、怪我をしているのに気が付かなかったり、加害者に全て任せきりにしてしまい、被害者が損をしてしまうという場合があります。

交通事故にあってしまった時には、被害者にもやらなければならないことがあります。
特に怪我をしていた場合、放っておくと後遺症が残ることもあります。こういった場合、「リハビリが必要だった時、どんなリハビリ内容があるのだろう」と気になる方もいるかもしれません。

今回の記事では、

  • 交通事故直後の流れ
  • 怪我をしていた場合の通院先
  • 交通事故のむちうち症
  • むちうち症のリハビリ内容
  • 損害賠償請求とは?
  • 後遺症が残ってしまったら?

などなど、交通事故の知識がない方に向けて網羅的にまとめました。

交通事故発生!直後にするべき行動4つ

交通事故は頻繁にあうものではありません。万が一交通事故が起きた場合でも、落ち着いて対応ができるように、交通事故処理の流れについて把握できるようまとめてみました。

4を表す女性

事故発生直後の流れ

大まかな流れは以下4つです。

    1.直ちに停車して被害状況の確認をする
    2.負傷者を救護する
    3.危険防止の措置
    4.警察への報告

まずは、二次災害を防ぐために車を路肩に止めましょう。
次に、もしも負傷者が出たら、彼らを保護します。危険防止の措置として、三角表示板を設置し、後続車に知らせましょう。
一通りの作業を終えたら、警察へ連絡をします。一般的には加害者が電話をしてくれるはずですが、中には無保険のために逃げてしまうというケースもあります。
万が一加害者が逃げてしまった場合であっても、被害者は現場に残り、警察と一緒に現場検証を行いましょう。

▶︎参考:確認すべき加害者情報について

交通事故で怪我!治療開始までの流れとは

どんなに軽微な追突事故であったとしても、必ず病院へ行くようにしましょう。前述もしましたが、事故に遭遇すると気が動転してしまい、自分の怪我に気が付かないケースがあります。交通事故が発生してから2〜3日経ち、首や肩に痛みや違和感を覚えるということは珍しいことではありません。

問診する医師

治療・通院の流れ

「怪我をしているかもしれない…」と感じたら、以下の流れで通院を開始してください。

    1.病院(整形外科)にて診断書を取得する
    2.事故発生場所を管轄している警察に診断書を提出する
    →物損事故から人身事故へ切り替える
    3.自分が加入している保険会社へ連絡する
    4.通院を開始する

▶︎参考:物損事故から人身事故への切り替え方法はこちら

交通事故の怪我「むちうち症」

軽い追突事故などの場合、物損事故で処理をされ、あとは保険会社に一任しているという方は少なくありません。交通事故に巻き込まれた場合、どんなに軽い追突であっても、なり得る怪我に「むちうち症」が挙げられます。一体どんな症状をいうのかまとめました。

首周辺が痛い女性

むちうちの症状とは

むちうちとは、交通事故やスポーツによって首に不自然な力が加わったときに頚椎(首の軟部組織)が損傷し、痛みや肩のハリといった症状が現れる怪我のことをいいます。正確には頚椎捻挫(けいついねんざ)や頚部挫傷(けいぶざしょう)と呼ばれています。

首に不自然な力が加わると、頚椎が鞭(ムチ)を打ったようにしなるので「むちうち症」と総称されています。事故直後というよりは、精神的に落ち着いた頃に症状が現れるのが特徴といえます。

むちうち症は、軟部組織の損傷であるために、レントゲンを撮っても異常が映らないことが多く、医師から「異常なし」と診断されてしまうこともあります。
むちうち症の症状は実にさまざまで、事故の度合いや受傷機転によって症状の現れ方が代わります。

むちうち症の代表的な症状

人によっては、下肢にしびれや麻痺症状が出ることもあります。代表的な症状をまとめました。

  • ①手足のしびれ、倦怠感
  • ②めまい
  • ③首や背中、肩などの凝りや痛み
  • ④耳鳴り
  • ⑤吐き気
  • ⑥頭痛
  • ⑦食欲不振

自覚症状が現れたら、些細なことでも医師に伝えるようにしましょう。

▶︎参考:むちうちの種類について詳しく知りたい方はこちら
▶︎参考:交通事故後の頭痛!もしかしてむちうちかも?

むちうち治療の通院先2つ

「交通事故によって症状が出た場合、治療はどこに行けばいいの?」とお悩みになる方もいますよね。治療・施術の選択肢は2つです。それぞれの違いについてまとめてみました。

ポイント

1.整形外科

整形外科や総合病院は、交通事故にあったあと体の不調を感じた場合に、必ず受けるべき医療機関です。医師免許を所有しているため、投薬や湿布の処方、手術や検査ができます。物損事故から人身事故に切り替えるために必要な診断書も、医師しか発行できません。

  • レントゲンやMRIといった検査を受けられることができる。
  • 診断書を作成できる。
  • 痛み止めや湿布の処方をしてくれる。

2.整骨院(接骨院)や鍼灸院

医師の診断を受けたあと、痛み止めや湿布では症状がよくならない場合に、国家資格である柔道整復師やはり師・きゅう師が施術を施します。
被害者の受傷機転をヒアリングし、症状を確認してから、その人にあった施術を行うのが特徴です。

  • マッサージや整体など、直接身体に触れて行う施術。
  • 電気療法や牽引など。
  • 交通事故による怪我の施術経験や知識が豊富。

治療を受ける場合は、どちらか一方でもいいですし、併用して通うこともできます。お好きな治療方法を選んでくださいね。
また、整骨院とよく間違われる整体院ですが、民間資格で国家資格ではありません。
整体マッサージなどは保険の適用範囲外となりますので注意が必要です。

▶︎参考:鍼灸院ではどんな施術が受けられる?

むちうちで一般的な治療・施術方法

さまざまな症状が現れるむちうち症には、一般的に以下のような治療・施術が行われます。

  • 痛み止め:痛みを緩和させる
  • 湿布:筋肉の炎症を抑える
  • マッサージ:直接、筋肉やツボへの刺激を行い、痛みや筋肉の緊張を和らげる
  • 電気療法:微弱電流を流し、神経の働きを調節します。そうすることで、体の不調を起こしている筋肉や腱、靭帯、神経自身にも作用させて、症状を緩和させる
  • 牽引:圧迫されている神経が圧力から解放され、血行が良くなり症状が和らぐ

治療費・通院交通費はどうする?

突然事故にあい怪我をした場合、通院をしなければなりませんが、治療費や通院のための交通費などは予期せぬ出費ですよね。
「今、お金がないんだけど治療費どうしよう……」とお困りの方もいるでしょう。交通事故による怪我の治療費は、加害者側の保険会社に請求することができます。

考える女性

被害者が受けた損害を、加害者側の保険会社に請求することを「損害賠償請求」といいます。以下では、損害賠償の補償内容と、治療費の請求方法について詳しく紹介していきます。

保険会社が負担する損害賠償の種類3つ

治療を受けるにあたり、交通費や付添看護費など、予想以上に費用がかかってしまう場合もありますよね。これらも交通事故によって発生した費用です。加害者側の保険会社に請求することができます。では、実際にどこまで負担してくれるのでしょうか。

人身事故による損害賠償項目について、大きく分けて3つあります。順番に見ていきましょう。

  • 1.積極損害
  • 2.消極損害
  • 3.慰謝料

1.積極損害
支払うことが目に見えている出費のこと。
治療関係費、通院に関する交通費、付添看護費(一人で通院できず、付添人が必要になったときの費用)、入院雑費、器具などの購入費など。

2.消極損害
交通事故に遭わなければ得られていたはずの利益のこと。
事故により休業した期間の収入(休業損害)、後遺症が残ってしまった場合に職場に復帰できず離職によって減額した分の収入(逸失利益)など。

3.慰謝料
被害者の怪我や後遺症などによる精神的苦痛を現金で換算したもの。
入通院の場合は入通院慰謝料(傷害慰謝料)、後遺症が残った場合には後遺障害慰謝料という。

治療費の請求方法

損害賠償金の請求方法は以下2種類あります。
①加害者請求
②被害者請求

①加害者請求
加害者がまず被害者に治療費などを支払ったあとで、保険金を保険会社に請求する方法。

②被害者請求
加害者が支払いに応じない場合、被害者が加害者側の保険会社に治療費を直接請求する方法
。また、すぐに治療費の支払いなどにお金が必要なとき、その費用をまかなう仮渡金という制度があります。

仮渡金制度とは

加害者側の保険会社に対し、死亡の場合290万円、傷害の場合は程度に応じて5万円、20万円、40万円を請求することができる制度です。

むちうち症のリハビリについて

さまざまな治療や施術を受けても症状が緩和されない場合には、理学療法士が行うリハビリを受けることも考えられます。もちろん、リハビリが必要になった場合でも、保険会社に損害賠償として請求することは可能です。
ここでは、リハビリについてどんな内容があるのかを詳しく述べていきます。

リハビリセンター風景

リハビリとは?

「リハビリ」という言葉は誰しも一度は耳にしたことがあると思いますが、詳細に意味を述べられる人は意外と少ないのではないのでしょうか。
リハビリとは、病気や怪我などによって障害を負ったとき、元通りの生活または元通りの状態に近い生活を送るために訓練や治療を行うことで、主に以下3つを総称して使われている言葉です。

    ①障害によって低下した機能を改善するように働きかけること
    ②後遺症によって離職したものが社会復帰するための準備をすること
    ③障害によって失った感覚を元々持っていた感覚に近づけるようトレーニングすること

リハビリの療法3つ

リハビリには、以下3つの療法があります。
①理学療法
②作業療法
③言語療法
それぞれについて、順番に説明していきます。

①理学療法

理学療法は、軟部組織の治癒を促進し、炎症を取ることが目標とされています。
理学療法には主に二つ種類があります。物理療法と運動療法です。
「物理療法」は体外から物理的刺激を作用させることです。熱や電気、音波や光線、牽引などが用いられます。

「運動療法」は患者(被害者)を日常的な生活に戻すために用いられます。ただ体を動かすというよりは、慢性痛で痛いのか筋肉や関節の障害なのかを確認するときにも用いられます。可動域訓練や平均機能訓練などが挙げられます。

交通事故でむちうち症と判断されリハビリが必要となったときは、この理学療法を用いられることがほとんどです。
リハビリも治療の一環ですから、損害賠償金に含まれます。

②作業療法

低下した能力とその影響を最小限に抑えることを目標とした訓練です。日常生活活動療法、認知症作業療法などが挙げられます。

③言語療法

言語療法は、高次脳機能障害や構音障害(食べること、飲み込むことが困難になる)などに用いられます。
▶︎参考:高次脳機能障害ってなに?交通事故で考えられる後遺症

示談交渉の流れと必要書類

交通事故がで被害者の損害を加害者側の保険会社が填補することを損害賠償というのでしたね。さて、この損害賠償金に対して、被害者・加害者が双方納得し和解することを示談といいます。

本

示談交渉の主な流れ

示談交渉は以下の流れに沿って進められます。

    ①症状完治/症状固定(後遺障害等級認定)
    ②書類送付・捺印など
    ③保険会社との示談交渉開始
    ④示談成立

1.完治/症状固定

加害者側の保険会社が治療費や入通院交通費などの損害賠償金を出してくれるのは怪我の症状が完治(治癒)するか、症状固定(※1)までです。

(※1)症状固定とは…交通事故で負った怪我が、これ以上の回復がみられないと医師から判断されること。
症状固定となった場合、何かしらの症状が後遺症として残ることを意味しています。この場合、「後遺障害等級認定」を行い、後遺障害慰謝料を受け取ることができます。
全ての後遺症に後遺障害慰謝料が認められる訳ではありません。詳しくは以下を参照してください。
▶︎参考:後遺障害について詳しく知りたい方はこちら

2.必要書類の捺印・書類の送付

示談交渉において、書類を集めたり捺印したりする必要があります。

    示談交渉にあるとよい書類4つ

  • 事故状況を証明する書類:事故証明書・事故発生状況報告書・事故状況時の写真など
  • 事故による傷害・後遺症などの状況を証明するための書類:医師が発行した診断書・後遺障害診断書など
  • 損害賠償額を証明するための書類:診療報酬明細書、休業損害証明書・源泉徴収票など
  • 身分(損害賠償請求権)を証明するための書類:戸籍謄本など

3.示談書作成

示談書とは、交通事故の事実と解決内容を記した書類のことです。被害者・加害者がそれぞれ署名・捺印をします。双方に過失のある事故の場合に多く利用されます。示談書はやり直すことができませんので注意が必要です。

示談成立

示談書に署名・捺印すると、示談成立とみなされます。示談が無事に成立すると、損害賠償金(示談金)が加害者側の保険会社より支払われます。示談金の支払いは、一般的に何事もなければ、示談成立後から2〜3週間で振り込まれます。
無事に示談が成立しているにも関わらず、期間を過ぎても示談金の振込がない場合は、加害者側の保険会社に確認してみてくださいね。

むちうち症でリハビリが必要になった時のまとめ

向かい合う男女の手と花瓶

いかがでしたか。
交通事故にあったときの対応が把握できたでしょうか。
もし交通事故にあった場合は、焦らず落ち着いて一つずつ手順を踏み、対処してくださいね。

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