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2019.04.23 交通事故 腰の痛み むち打ち 事故直後

むちうちを嘘だと疑われることもある!?保険会社への対処法を解説

交通事故の被害者であるはずなのに、症状を疑われてしまうのは一体なぜなのでしょうか?この記事では、事故症状の中で最も多い「むちうち」が疑われる原因と対策法について解説します。

軽度の交通事故でもむちうちになることはある!

事故
むちうちは、主に後方や側面から急に衝撃を受けることで、首がムチのようにしなり筋肉や神経を痛めてしまう症状になります。そのため、事故の大きさは関係なく、首への負担の掛かり方によっては、軽微な事故でもむちうちになる可能性はあります。

自覚症状が出るまでに時間がかかることが多い

交通事故直後は、「負傷している様子がなく、大丈夫そう」という印象を加害者に持たれてしまうことも珍しくありません。しかし、むちうちの症状は時間差であらわれることが多くあります。したがって、軽い事故で痛みがないからと、安心してはいけません。

むちうちの代表的な症状は?

交通事故による中で、むちうちは最も発症しやすいといわれています。一般的な症状は首の痛みですが、衝撃の程度によって様々な症状があらわれます。
ここでは、むちうちが原因で起こる代表的な症状についてご紹介します。

  • 首・頭部・頚椎・腕の痛み
  • 首・肩・背中のこり
  • 首の運動制限
  • めまい・目のかすみ・疲労感といった視機能障害
  • 吐き気
  • 握力の低下
  • 足や指先の麻痺
  • しびれ

上記のように、めまいや吐き気、しびれといった交通事故と無関係に思えるような症状もあらわれる可能性もあります。

むちうちが嘘だと疑われるのはなぜ?

首が痛い女性
被害者がむちうちの痛みを訴えたとしても、相手側の保険会社から「嘘なのではないか」と疑われてしまう可能性があります。

なぜ、痛みがあるのにもかかわらず、むちうちを嘘だと思われてしまうのでしょうか。

交通事故直後に病院を受診していない

むちうちを嘘だと疑われる1つの要因として、交通事故発生日から通院までの期間が空いてしまうことが挙げられます。
事故直後に痛みがあらわれなかったり、軽い痛みの場合、大したことがないと放置してしまうこともあるでしょう。また、お仕事や家事育児に追われていると、通院時間を確保できない方もいるかと思います。

しかし、期間が空いてしまうと、保険会社から見れば「今更通院しはじめたのか」と疑われ、事故との関係性を疑われてしまいます。

交通事故の状況と症状がかみ合わない

事故の状況と症状がかみ合わないとは、どういったケースのことを指すのかご説明します。

事故により傷害を受けた部分と、痛みがあらわれている箇所が一致しない

事故直後には肩を強打し痛みがあると申告していたのに、数日経過した頃に「首に痛みがある」と言い出した場合には、痛みの箇所が一致していないと言われてしまうケースがあります。

事故の程度と一致しない

軽い交通事故のはずなのに怪我の範囲や内容がひどい場合には、今回の事故が原因なのかと疑われてしまうケースもあります。

申告内容と一致しない

事故直後には左腕が痛いと言っていたのに、ある程度治療が進んだ頃に、「右腕にしびれがある」などと言い出した場合、事故直後と事故後の話が一致せず、証言に一貫性がないことで嘘だと言われてしまうケースがあります。

むちうちを証明できるものがない

軽いむちうちの場合、レントゲン検査やMRI検査で異常が見つからず、症状を証明できる資料がないことがほとんどです。そのため、痛みや吐き気、めまい、だるさなどの症状を自己申告でしか証明できない状態になります。
症状を証明する資料がなければ、保険会社からは「症状が認められない」「嘘なんじゃないか」と言われてしまいます。

むちうちを嘘だと疑われないためにできることは3つ!

ポイント!
むちうちを嘘だと言われないために、被害者が出来る3つの対策方法をご紹介します。

①交通事故後はすぐに病院を受診する

たとえ軽い事故だったり、事故直後に痛みを感じなかったとしても、交通事故にあったのであれば必ず整形外科を受診しましょう。
整形外科では医師による診断もと、レントゲンやMRIといった治療行為を受けることができます。また、人身事故へ切り替えるために必要な診断書を作成できるのも、医師のみになります。

②主張する症状がブレないようにする

先程、症状に一貫性がなければ疑われるという話をしましたが、実際にご自身の痛みを言語化することは難しいかと思います。しかし、難しいからといって何も意識せず、何となくで伝えることは避けましょう。症状が曖昧になり毎回主張内容が変わってしまうと、むちうちを嘘だと疑われてしまいます。症状が変わってきてしまいます。

症状の一貫性が重要となってくるため、「前はどのように痛みを伝えたのか」「どういう言葉にしたのか」などメモをして、伝える内容にブレが生じないようにするといいでしょう。

③適切な検査を受けて資料に残す

交通事故後に適切な検査を行うことも重要になってきます。
上記でご説明したように、レントゲンやMRIの画像検査や神経学的検査を受けることで、むちうちの自覚症状を補完したり、症状を証明できるケースがあります。

神経学的検査とは、筋力や反射などについて調べる検査方法の1つになります。
この検査を受けていることで、「むちうちは嘘なんじゃないか」と言われにくくなります。

まとめ

ひらめいた!
いかがでしたか。むちうちは、事故の大きさに関わらず受傷する可能性があります。事故にあった場合は、自覚症状がなかったとしても整形外科を受診し、診断書を作成してもらうようにしましょう。その上で、加害者や保険会社に疑われないように対策しましょう。

この記事の執筆者

交通事故病院編集部 ライター / K.N
交通事故にあわれた方が抱える不安やお悩みを解決するべく、日々勉強中。 専門家へのインタビューや怪我の治療・施術、相手側とのやり取りや手続き方法、車の修理など、交通事故に関するお役立ち情報を発信していきます。

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