ウーバーイーツに関する事故に遭ったら？【対処法をご紹介】

スマホで注文するだけで家まで食事を届けてくれるサービス「ウーバーイーツ」が広がりを見せています。

現在営業エリアは全国10都市以上に拡大し、加盟飲食店数は2万店以上、配達員は1万5000名を超えたとされています（2020年7月時点）。

このようにウーバーイーツは便利な一方、自転車やバイクなどの車両で配達する場合が多く、事故も目立ち始めています。

本記事では、ウーバーイーツ関連の事故の対処法をご紹介いたします。

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増加するウーバーイーツ配達員の事故

ウーバーイーツに関連する交通事故が多く起こっています。

ウーバーイーツの労働組合が2020年の1月から3月にかけて行ったの調査では、配達中の事故の事例が全国で32件寄せられているそうです。

2020年4月には杉並区上井草の交差点を配達員の21歳の大学生が自転車で走っていたところ、左からきた軽乗用車と衝突し死亡したという悲惨な事故も起こっています。

要チェック！ウーバーイーツ配達員は補償が使える？

Uberのホームページによると、Uberは三井住友海上火災保険株式会社と契約を結んでおり、対人・対物賠償責任の保険に加えて、事故による傷害補償制度が受けられると記されています。

詳しくみてみると

本プログラムは自転車・原付バイク・バイク・軽自動車を利用する Uber Eats 配達パートナーが、配達リクエストを受けた時点から配達が完了、またはキャンセルするまでの間に生じた事故に対して適用されます。
本プログラムに関する事前申し込みや、追加料金のお支払いは必要ありません。
万が一、配達中に事故に遭われた場合はサポートセンターまでご連絡ください。
事故の報告を受け次第、専任チームが対応いたします。
Uber公式

と書いてあります。

しかし、ウーバーイーツの労働組合であるウーバーイーツユニオンは、十分な補償が設定されておらず、しかも使いにくいと主張しています。

例としてサポートセンターが繋がりにくいこと、保証を受けられるのは「配達中」（on-trip）のみであり、アプリをオンラインにしていつでも配達依頼を受けることができる状態（off-trip）は補償を受けられないことなどを指摘しています。

そのため、実際満足のいく補償が受けられるかは疑問が残ります。

＜ステップ別＞ウーバーイーツ配達中に事故に遭ったら

ウーバーイーツの配達中に事故に遭った時、すべき事は以下の通りです。

1. 警察に届ける
2. 相手を確認
3. 自分でも記録
4. ウーバーイーツに連絡する
5. 加入している保険会社に連絡する
6. 医師の診断

各ステップを説明していきます。

①警察に届ける

加害者だけでなく、被害者からも届け出るようにしてください。

人身事故だけでなく、物損事故や単独事故であっても警察に届け出るのは義務になっています。

軽い事故でも届け出ないと、「交通事故証明書」が受け取れず保険金などで不利益を被る場合があります。

▲交通事故証明書とは？

②相手を確認

被害者の場合は加害者の住所、氏名、連絡先、加害者が加入している自賠責保険（共済）、自動車保険の会社（組合）名、証明書番号、加害車両の登録ナンバー、勤務先と雇主の住所、氏名、連絡先を控えておいてください。

目撃者がいればその人の情報も控えておいた方がいいでしょう。

自分が加害者の場合は、これらの情報をしっかり伝えるようにしましょう。

③ウーバーイーツに連絡する

ウーバーイーツのサポートセンターに連絡しましょう。

上述の通り十分な補償が受けられなかったり、アカウントが停止させれらる場合もあるようですが、しっかりサポートセンターに連絡することで適切な情報が得られる場合があります。

④自分でも記録

記憶は薄れていくものなので、現場の見取図や事故の経過、写真などの記録を残しておくといいでしょう。
後々役立つ可能性があります。

⑤加入している保険会社に連絡する

任意の自動車保険に加入している場合、自動車保険会社に連絡をしましょう。

車やバイクでの事故だった場合はもちろんですが、自転車の事故でも補償してもらえる場合があります。

また、自転車保険の加入義務化が全国の自治体で進められています。

使える保険がないか確認してみましょう。

⑥医師の診断

事故後すぐは痛みが無くても、何日かしてから痛みが出てくる場合もあります。

早めに医師の診断を受けておきましょう。

サイト「交通事故病院」では事故対応に特化した治療先を無料でご紹介しております。ぜひ一度ご連絡ください。

ウーバーイーツ配達中の人との事故！注意点を紹介

ウーバーイーツの配達中に事故にあった場合だけでなく、ウーバーイーツの配達中の人と事故が起きてしまう場合もあります。

基本的な流れは前章と一緒ですが、以下の点に注意しましょう。

まずウーバーイーツ配達中の人は早く配達しようと急いでいる場合も多いです。

急かされて雑な事故対応になってしまうと、後から困る場合もあります。

しっかり落ち着いて必要な対処をしましょう。

また、必要があればウーバーイーツに連絡してみましょう。
必要な情報が得られる可能性もあります。

まとめ

いかがでしたか？ウーバーイーツは便利な反面、自転車、バイクなどで配達している場合が多く、事故が起こる可能性が高くなってしまいます。

配達員の方はマナーを守って安全に運転した上で、もしもの場合は適切な対処を行いましょう。

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