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2018.03.22 交通事故 施術・治療 腰の痛み 慰謝料 後遺症

交通事故後に腰痛でお悩みの方へ|症状や後遺症について解説!

交通事故を境に腰痛持ちになってしまう方がいます。整形外科では問題ないと診断されても、なぜか季節の変わり目や寒い日には腰が痛くなることがあります。この腰痛は一生向き合わないといけないだろうかと悩んでいる方のために、適切な治療院で治癒する方法をご紹介します。

▶︎参考:事故発生から示談までの流れ

交通事故で腰が痛い!

腰が痛い

交通事故による腰の痛みの原因や症状は様々です。

事故の衝撃を受けることで、背骨や骨盤が歪むことがあります。交通事故の後になぜか腰痛になってしまった、元からある腰痛がさらに悪化したという方に多い理由です。中には治っていたはずのヘルニアが再発したという例もあります。さらに、普段の生活習慣によりリスクを抱えており、事故が引き金となって発症してしまうこともあります。

また、腰痛は交通事故のあとから痛みが出やすいとも言われています。
交通事故により腰にダメージを受けているのにもかかわらず、無理をしてさらに圧力が加わり、腰を痛める原因となります。あるいは、事故そのものではなく、事故のショックや疲労、筋力の低下により、腰痛を発症することもあります。

腰痛には様々な症状がある

一般に腰痛と呼ばれる症状は、正式には腰痛症・腰椎症といいます。

腰痛症 ある種の原因で腰周辺が痛い状態
腰椎症 脊椎を構成している椎骨の腰周辺の部位が何かしらの原因で影響を与えて周囲に痛みが伴う状態

どちらの腰痛なのかを素人が判断するのは難しい場合があります。
具体的には、ぎっくり腰をはじめ、腰椎椎間板ヘルニア、腰椎すべり症、腰椎分離症、脊柱管狭窄症、坐骨神経痛などの症例名が付けられています。

交通事故に多い椎間板ヘルニア

医師がカルテを作成

交通事故による腰痛の原因や症状は様々ですが、交通事故後に発症しやすい腰痛の1つに「椎間板ヘルニア」があります。椎間板ヘルニアは、事故で外側から強い刺激を受けて、椎間板が歪んでしまうことから起こります。骨と骨のクッションの役割をしている椎間板がずれ、その周囲の神経組織が圧迫されることで痛みがあらわれます。

椎間板ヘルニアの症状

椎間板ヘルニアになると、主に以下の症状があらわれます。

  • 坐骨神経痛(腰から足にかけて伸びている坐骨神経にあらわれる痛みやしびれ)
  • 腰痛
  • 冷感
  • 筋力の低下
  • 感覚障害(例:足を触ったとき、感覚が鈍い。左右の足で感じ方が違う。)

椎間板ヘルニアは2種類ある

椎間板ヘルニアには、「頸椎椎間板ヘルニア」「腰椎椎間板ヘルニア」の2種類があります。

頸椎椎間板ヘルニア
頸椎椎間板ヘルニアは、交通事故の衝撃で首に力が加わったとき、首の椎間板が変形して神経を圧迫することで、痛みがあらわれます。

腰椎椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニアは、交通事故の衝撃で腰に力が加わったとき、腰の椎間板が変形して神経を圧迫することで、痛みがあらわれます。

また、過去に腰痛を持っていた、ヘルニアを持っていたという方は、交通事故をきっかけで再発するケースもあります。もともと腰痛持ちだった方は、さらに悪化する恐れもあります。交通事故により腰に負担がかかるだけでなく、その周囲に余計な圧力がかかり腰痛を引き起ことがあり、急性腰痛症(ぎっくり腰)もその1つです。

交通事故の腰痛はどこで治療する?

心配

腰痛と一口に言っても様々な治療方法があります。どこに治療に行くかによって、治療期間も変わってきます。また、体質やライフスタイルによっても治療法が自分に向いているかどうかが違います。ここでは治療方法を中心に以下の3つの違いをご紹介します。

整形外科

整形外科で行われる治療は主に保存療法と呼ばれる治療が行われます。主に薬物療法・神経ブロック療法・理学療法です。薬物療法は非ステロイド性消炎鎮痛薬や筋緊張弛緩薬、血管拡張薬、骨粗しょう症治療薬などが処方されます。

神経ブロック療法は局所麻酔薬やステロイド剤によって痛みの緩和と炎症の抑制を行います。理学療法は運動療法や温熱療法、装具療法(コルセットなど)を用いて緩和を目指します。

整骨院・接骨院

整形外科と異なり保存療法でなく補完医療と呼ばれる西洋医学をサポートする施術が行われます。理学療法も整形外科にあるものだけでなく、遠赤外線や低周波治療器、マッサージ(手技)、けん引、スポーツストレッチ、ローラーなどがあります。
整骨院は、基本的に対症療法ではなく、骨のゆがみや筋肉の過緊張の緩和など、根本から症状の改善を目指します。

鍼灸院

鍼灸院では、東洋医学である鍼灸を使って痛みを和らげます。身体が温まりほぐれる実感があるので即効性がありますが、指圧と鍼灸を組み合わせて施術するところが多いようです。薬物療法などを行わないので、薬による胃腸障害や臓器への負担がありません。
整骨院で鍼灸施術を行っている場合もあります。

腰の痛みで慰謝料はもらえるの?

慰謝料 (1)

交通事故の被害者は加害者に対して、慰謝料を請求することができます。

交通事故の慰謝料とは

そもそも慰謝料とは、損害賠償の1つです。損害賠償とは、被害者が負った損害を、加害者が金銭に換えて埋め合わせるものです。交通事故における損害賠償は、治療費や通院費だけでなく、被害者の精神的苦痛を補う慰謝料も含まれます。

慰謝料は、まず加害者側の自賠責保険会社が被害者に支払います。自賠責保険は、車を所有しているすべての運転者に、加入を義務付けられている保険です。自賠責保険の限度額である120万円を超えた場合は、加害者側の任意保険会社が、足りない分を補います。加害者が任意保険会社に加入していない場合は、加害者本人に請求することになります。

腰痛が後遺症になってしまったら

事故から後遺症が残るまでの過程

治療を続けても、症状が良くならない場合、医師が症状固定の診断をする場合があります。
診断を受けた時点で残っている症状は、後遺障害等級認定を申請することをおすすめします。

後遺障害等級認定のメリット

後遺障害等級認定は、後遺障害を症状の程度によって1~14級までの等級を認めるものです。
メリットとして、後遺障害等級が認定されることで、新たに以下の2つを損害賠償として請求できるようになります。

  • 後遺障害慰謝料
  • 逸失利益

後遺障害慰謝料は、交通事故の怪我が後遺障害になってしまったことによって被害者が受けた精神的苦痛を、加害者が金銭で補償するもので、逸失利益は交通事故の後遺障害が原因で被害者の労働能力が低下し、得られなくなってしまった利益のことです。

後遺障害慰謝料を請求する方法

後遺障害慰謝料を請求する方法は、2つあります。

  • 加害者請求
  • 被害者請求

加害者請求は、加害者側の保険会社にすべての手続きを任せる方法で、被害者請求は、被害者が、加害者側の保険会社に、直接慰謝料を請求する方法です。

加害者請求と被害者請求の詳しい内容は、以下のリンクをご覧ください。

▶参考:加害者請求と被害者請求の方法

交通事故の腰痛でお悩みの方ご相談ください

不明

腰痛は本人以外に辛さが伝わりづらい痛みでもあります。整骨院や鍼灸院といった、交通事故による怪我を得意とする通院先を検討するのも、選択肢の1つです。まずは1人で悩まずに、お気軽にご相談ください。

この記事の執筆者

交通事故病院編集部 ライター / T.S
大学を卒業し、出版社で取材や編集業務を経験。その後、WEBメディアの執筆に転向し、事故に関する様々な知識を多くの人に届けるべく、日々邁進中。現在は、交通事故専門士の資格を取得するために勉強をしている。座右の銘は、格物究理。

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