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2018.10.01 施術・治療 人身事故 むち打ち 手続き 後遺症

むちうちの治し方を知りたい!後遺症が残った場合はどうする?

交通事故で怪我を負った場合、むちうちと診断される方が多いといわれています。しかし、むちうちは外傷がみられないため、「どのような治療を受けた方がいいの?」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、むちうちの治し方や症状などについて解説していきます。

むちうちとは?

首に痛みがある女性

そもそもむちうちになる状況というのは、交通事故だけではありません。スノーボードといったスポーツ、ジェットコースターといったアトラクションなどでも、むちうちになる可能性はあります。

むちうちは、交通事故やスポーツによる衝撃で首が鞭のようにしなり、首周辺の筋肉や靱帯などが損傷することで発症します。

むちうちであらわれる症状は、以下のように様々です。

  • 首の痛み
  • 肩のこり
  • 頭痛
  • 吐き気
  • めまい
  • 耳鳴り
  • しびれ     など

上記のように、むちうちであらわれる症状は、身体の内面的なものばかりです。そのため、自覚症状があるにもかかわらず、レントゲンやMRIを撮っても「異常なし」と診断される場合もあります。では、「むちうち」を診断するのに適した手段はないのでしょうか。

むちうちを診断する手段

病院でむちうちの診断を受ける場合、レントゲンやMRIなどの診断だけでなく、神経学的テストを受けるのがよいでしょう。

神経学的テストとは、神経に異常がないかを検査するものです。むちうちの診断に適した神経学的テストは、以下の通り。

  • 頚部の可動域検査
  • 握力検査
  • ジャクソンテスト
  • スパーリングテスト
  • 深部腱反射テスト
  • 筋委縮検査      など

▶︎参考:神経学的テストの詳細について知りたい方はこちら

むちうちの治し方

カレンダー

むちうちには、急性期慢性期という2種類の期間があります。

急性期とは、怪我を負った直後のことで、痛みを強く感じます。受傷直後から1ヶ月程度がこの期間に当てはまります。一方、慢性期とは、怪我を負ってから3ヶ月以降のことで、痛みは落ち着いている状態です。

むちうちの場合、急性期と慢性期で受けるべき治療方法が異なります。

急性期に行う治療

急性期の場合、まずは痛みが落ち着くまで安静にしておくことが大事です。そのため、ネックカラーコルセットなどで、痛みのある部分が動かないように固定します。固定して安静にするだけでなく、アイシング冷たい湿布を使って、むちうちの炎症を抑えるのもよいです。

▶︎参考:むちうちに対する湿布の貼り方についてはこちら

慢性期に行う治療

慢性期の場合、むちうちによる痛みの症状が落ち着いているため、痛みのある部分に直接触れる治療も受けることができます。そのため、マッサージ運動療法温熱療法などの治療を行うとよいです。

▶︎参考:むちうちの通院先は3つ。それぞれの特徴についてはこちら

むちうちの後遺症に対する治療とは?

柔道整復師の施術

むちうちは、後遺症になることもあります。むちうちの後遺症に対する治療は、身体の歪みを戻すことを行います。例としては、マッサージ鍼灸による施術などです。

むちうちが後遺症になった場合でも、治療を受けることはできますが、後遺症に対する治療費を加害者に請求することはできません。そのため、むちうちが後遺症になってしまった場合は、後遺障害等級認定を申請しましょう。

後遺障害等級認定とは?

後遺障害等級認定とは、交通事故が原因で残ってしまった後遺症が、後遺障害の等級に該当するかの認定を行うものです。後遺障害等級認定で後遺障害の等級が認定された場合は、後遺障害慰謝料逸失利益を受け取ることができます。後遺障害の等級は1~14級まであり、認定された等級に応じた金額の後遺障害慰謝料や逸失利益を受け取ることができます。

▶︎参考:等級別の後遺障害慰謝料の相場についてはこちら
▶︎参考:等級に応じた逸失利益の相場を計算する方法については

ただし、後遺障害等級認定を申請する場合は、以下の5つの条件を満たしていなければ、等級が認定される可能性は低いです。

医療機関へ定期的に通院していること
交通事故の状況と被害者が申告する症状の程度が一致していること
交通事故当初から、被害者の訴える症状が続いており、一貫性があること
後遺症が医学的に(画像診断や検査結果など)証明できること
症状が重く、日常的に症状が続いていること

後遺障害12級とは?後遺障害等級認定の申請するメリットと方法

後遺障害等級認定の申請方法

手続きを行う女性

後遺障害等級認定の申請は、事前認定または被害者請求で行います。

【事前認定】
事前認定とは、後遺障害等級認定の手続きを加害者側の保険会社に任せる方法です。そのため、被害者は手続きの手間を省くことができ、精神的ストレスを軽減できます。

しかし、事前認定の場合、どのような内容で手続きが行われているのかを被害者は知ることができません。したがって、後遺障害等級認定の結果が非該当になったり、予想していた等級よりも低い等級になる可能性もあるのです。

▶︎参考:後遺障害等級認定の結果に納得いかない場合は、異議申し立てを行う!

【被害者請求】
被害者請求とは、被害者が直接、加害者側の自賠責保険会社に後遺障害等級認定の申請をする方法です。そのため、被害者自身で後遺障害等級認定に必要な書類を取得・作成しなくてはなりません。

事前認定に比べると手間はかかりますが、手続きの内容を把握し、納得しながら進めていくことができます。また、後遺障害等級認定に有利になるような意見書の作成を、医師に依頼することもできます。

被害者請求に必要な書類は、以下の通り。

1.保険金(共済金)・損害賠償額・仮渡金支払請求書/自賠責保険会社より取り寄せ
2.交通事故証明書/自動車安全センター
3.事故発生状況報告書/被害者が作成
4.医師の診断書/治療を受けた病院
5.診療報酬明細書/治療を受けた病院
6.印鑑証明/住民登録をしている市区町村(区役所等)
7.後遺障害診断書/治療を受けた病院

被害者請求の必要書類と手続きは?後遺障害と自賠責の申請方法

むちうちの治し方についてのまとめ

なるほど

いかがでしたか。交通事故でむちうちになってしまった場合は、まずは安静にし、痛みのある部分を固定するようにしましょう。そして、むちうちの痛みが落ち着いてきたら、マッサージや運動療法、温熱療法などの治療を受けるようにしてください。

また、むちうちの症状は後遺症になる場合もあるため、しっかりと通院を行うことが大切です。

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