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2017.11.28 交通事故 被害者 施術・治療 むち打ち 手続き

むちうちの痛みが続く期間は?痛みが引かないときの対処法と休業損害

高速道路

交通事故の被害にあった後、病院でむちうちと診断され、治療を始めた。
しかし、治療を受けてもなかなか症状が緩和されない…。

このようなお困りごとありませんか?今回の記事では、むちうちの治療期間についてや痛みが長引いてしまったときの対処法までを説明していきます。

▶︎参考:交通事故の流れについてはこちら

むちうちの種類5つと様々な症状

肩が痛い女性

むちうちは、交通事故による強い衝撃によって、首周辺の筋肉や靱帯などの軟部組織が損傷することで痛みがあらわれます。むちうちには、様々な症状があり、5つの種類に分類することができます。

頚椎捻挫型

むちうちになった方の多くがこの「頚椎捻挫」に当てはまります。簡単にいうと、首の捻挫のことです。頸椎捻挫型では、首・肩・背中の凝りや痛みなどの症状があらわれます。

バレー・ルー症状型

交通事故の衝撃が首の骨を通り越して、自律神経まで傷つけたときに生じます。身体の各部位に痺れを感じたり、力が入らないといった症状が出ます。

脊髄症状型

直接、脊髄まで損傷してしまうことで発症します。体に麻痺が残り、知覚障害や歩行障害などの症状があらわれます。

脳髄液減少症

脳髄液減少症は、あまりみられない症状です。交通事故の衝撃によって、脳髄液が漏れだし、様々な症状があらわれます。主な症状は、全身の痛み、聴力・視力・味覚障害、倦怠感、自律神経症などがあります。

むちうちの痛みが続くのはいつまで?

悩み2

むちうちには急性期・慢性期という症状の段階があり、それぞれで痛みの度合が変化します。

急性期

急性期は、だいたい交通事故にあった直後~1ヶ月の期間のことをいいます。この時期は交通事故によって軟部組織が損傷しているため、炎症反応がみられる時期です。特に炎症期間である3日〜1週間は痛みが酷く、この期間は患部を冷やして安静にしておくことが重要です。

慢性期

慢性期は、受傷から3ヶ月以降のことをいいます。慢性期になると、痛みもほとんど和らぎ、手技療法が行えるようになります。

このことから、むちうちの痛みは急性期のなかでも特に3日〜1週間ということになります。しかし、痛みの期間は症状の度合や人によって異なってくるので、あくまでも目安として認識しておいてください。

むちうちの治療について

治療院のベッド

むちうちの治療で「どこで治療したらいいの?」「治療をしてても痛みが緩和しない。」
このようなお悩みはありませんか?

ここでは、むちうちの通院先や痛みが引かないときの対処法について紹介していきます。

むちうちの通院先とは?

むちうちの通院先は以下の3つがあります。

  • 病院・整形外科
  • 整骨院・接骨院
  • 鍼灸院

この3つの通院先には、どのような違いがあるのでしょうか。

病院・整形外科

病院・整形外科で治療をする場合、医師免許を持った医師が診察をします。
治療内容は、レントゲンやMRIなどの検査、痛み止めや湿布の処方などを行っています。

整骨院・接骨院

整骨院・接骨院で施術をする場合、柔道整復師という国家資格を持った有資格者が行います。
治療内容は、マッサージや整体や電気療法、牽引などの施術を受けることができます。

鍼灸院

鍼灸院で施術をする場合、国家資格を持った鍼灸師であるはり師、灸師が行います。
治療内容は、はりと灸による施術を受けることができます。

痛みが引かないときの対処法

「治療をしていても痛みが緩和しない…。」なんてこともあると思います。

そんなときは

  • 通院先を変更する
  • 併用して通院する

という選択肢があります。

交通事故による怪我の治療は転院や併用して通院することも可能です。もしも、現在通っている通院先で満足のいく治療が受けられていない場合は、転院や2つの通院先を併用するのがよいでしょう。この2つの選択肢には、どのようなメリットがあるのでしょう。

通院先を変更する(転院)

通院先を変更するメリットの例
自宅近くの通院先に変更することで、通院しやすくなる
現在、受けている治療よりも効果的な治療を受けられる など

併用して通院する

併用して通院するメリットは、2つ通院先のよいところをとることができることです。
例えば…
整形外科ではレントゲンをとって症状の状態を確認する
整骨院では手を使ったマッサージで痛みのある部分に直接的なアプローチを行う

このように、2つの方法を組み合わせることで、効果的な治療が受けられます。

0120-963-8870120-963-887

▶︎参考:転院や併用して通院する場合のポイントはこちら

治療費や慰謝料に関して

降ってくるお金を受け止める手

交通事故による怪我で
「慰謝料には、どのような慰謝料があるのか。」
「仕事を休んでしまい、減給にならないか心配。」
「治療が長引いてしまい、いつまで加害者側の保険会社が支払いを続けてくれるか不安。」
このようなお悩みありませんか?
以下では、交通事故の慰謝料と休業損害、治療費の支払い期間について説明していきます。

交通事故の2つ慰謝料

交通事故にあった被害者は、「入通院慰謝料」と「後遺障害慰謝料」というものを受け取ることができます。

入通院慰謝料

入通院慰謝料とは、交通事故による怪我で、入院や通院をしたことによる精神的苦痛の対価として支払われるものです。

後遺障害慰謝料

後遺障害慰謝料とは、交通事故が原因の怪我で、後遺症が残ってしまったことによる精神的苦痛の対価として支払われるものです。

※後遺障害慰謝料は、交通事故が原因の怪我のうち、後遺障害の等級に該当するものにしか支払われません。

▶︎参考:慰謝料の計算方法について詳しく知りたい方はこちら

仕事に支障が出たら、休業損害を請求する

交通事故による怪我で仕事に支障が出たとき(会社を休んだ、以前のように仕事ができず減収になったなど)は、休業損害という賠償金を受け取ることができます。

休業損害を受け取ることができるのは…

  • 現在働いており、収入のある方
  • 専業主婦

※就職が内定している方や現在就活中の休業者は、休業損害の対象者として認められることもあります。

▶︎参考:休業損害の算出方法についてはこちら

治療費の支払いは、いつまで続く?

なかなか症状が緩和せず、治療が長引いてしまうこともありますよね。そんなとき、治療費はいつまで負担してくれるのでしょうか。

保険会社が支払いをしてくれる期間は…

  • 怪我の症状が完治したとき
  • 怪我の症状がこれ以上の回復が見られないとき(=症状固定)

しかし、むちうちのような症状が完治・症状固定になる前に、保険会社が治療費の打ち切りを打診してくることもあります。

治療費の打ち切りを打診してくる目安は…

  • 打撲:1ヶ月
  • むちうち:3ヶ月
  • 骨折:6ヶ月

治療費の打ち切りは、通院頻度の低さや治したいという意識の低さが原因になることもありますので、治療をする際はこれらのことに気をつけましょう。

▶︎参考:治療費の打ち切りを防ぐには?

むちうちが後遺症になってしまったら

神経に痛みが走る

怪我の治療を続けても症状が緩和されない場合、「後遺症」が残ってしまう可能性があります。後遺症になってしまったら治療費の支払いは打ち切られてしまうため、被害者は自費で通院を続けなければいけません。

しかし、後遺障害等級が認定されると後遺障害慰謝料の支払いを受けることができます。医師に「症状固定」と判断され、後遺症になってしまった場合は、後遺障害等級認定の申請を行いましょう。

後遺障害等級認定を申請しましょう

後遺障害等級とは、後遺障害に1〜14級までの等級がついたものです。1級が最も重い症状となり、14級が最も軽い症状となります。
後遺障害等級が認定されると、等級に応じて後遺障害慰謝料の支払いを受けることができます。後遺障害慰謝料の金額は、症状が重くなるにつれて増額していきます。

後遺障害等級認定の申請方法は、2つ。

  • 加害者請求
  • 被害者請求

それぞれの方法を詳しく見ていきましょう。

加害者請求

加害者請求は、後遺障害等級認定の申請手続きを、加害者側の任意保険会社に任せる方法です。被害者がすべきことは、病院で取得した後遺障害診断書を、加害者側の任意保険会社に提出することのみです。

加害者請求を行うことによって、被害者は手続きの手間を省くことができます。しかし、加害者側の保険会社に全て任せるため、どのような内容で手続きが行われているのか、被害者は知ることができません。後遺障害慰謝料の支払いを行うのは、加害者側の保険会社です。したがって、被害者に対して有利になるような手続きを行ってくれるとは限らないのです。

被害者請求

被害者請求は、加害者側の自賠責保険会社に対して、後遺障害等級認定の申請手続きを被害者本人が行う方法です。被害者は手続きに必要な書類を自分で集め、加害者側の自賠責保険会社に送る必要があります。

加害者請求に比べると手間がかかってしまいますが、被害者自身が内容を理解・納得しながら手続きを進めていくことができます。また、必要書類の他に、被害者にとって有利になるような書類を付け足すこともできます。

むちうちの痛みは、約3日~1週間続く

いかがでしたか?むちうちの痛みが酷い期間は、3日~1週間の急性期の間です。治療を続けていて症状が緩和されない場合は、転院や2つの通院先を併用することを検討してみましょう。

オッケーしてる医者

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