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2018.08.13 交通事故 人身事故 むち打ち 慰謝料 自賠責

後遺症を残さないための、むちうちの治療方法!

交通事故の怪我で多いむちうちは、種類や症状は様々。首や肩がこったような感覚になったり、だるさや吐き気などの「風邪かな?」と思うような症状も。

交通事故の被害にあったら、痛みや違和感がなくとも、医療機関へ行くことが重要です。

「どこで治療を受けられるの?」「どんな治療方法なの?」という疑問をお持ちの方は、ぜひこの記事をお読みください。

むちうちとは

むちうちとは、交通事故やスポーツの衝撃によって、首に不自然な力が加わることで起こる症状です。首に力が加わる際に、首が鞭(むち)のようにしなることから、「むちうち」と呼ばれています。一般的にはむちうちと呼ばれていますが、正式名称は「頚椎捻挫(けいついねんざ)」「頚部挫傷(けいぶざしょう)」といいます。

肩が痛い女性

むちうちの種類別症状

むちうちには、いくつかの種類があり、それぞれで起こる症状が変わります。

  • 頚椎捻挫型
  • バレー・ルー症状型
  • 神経根症状型
  • 脊髄症状型

それぞれの症状を、詳しく見ていきましょう。

頚椎捻挫型

むちうちになる大半の人が、この頚椎捻挫型といわれています。頚椎捻挫型は、首の筋肉や靭帯が捻挫した場合に引き起こります。

頚椎捻挫型になると、首や肩にこったような痛みが生じたり、動かしにくいといった症状が起こります。

バレー・ルー症状型

交通事故によりむちうちになり、その衝撃が首の骨を通り越して、自律神経まで損傷した場合に引き起こる症状です。

バレー・ルー症状型になると、頭痛やめまい、耳鳴り、吐き気などの症状が起こります。

神経根症状型

神経根症状型は、神経の中の根本部分が圧縮されたり、引き伸ばされたりすることによって引き起こります。

神経根症状型になると、首や後頭部、顔面に痛みが生じたり、腕のしびれや倦怠感などの症状が起こります。

脊髄症状型

脊髄症状型は、神経だけではなく、脊髄まで損傷した場合に引き起こる症状です。

脊髄症状型になると、体が麻痺したり、知覚障害や歩行障害などの症状が起こります。脊髄症状型は、後遺障害になってしまう可能性が高い症状です。

事故直後は安静にすることが大切

壁に寄り掛かる女性
むちうちには、急性期と慢性期という期間があり、急性期は安静にすることが大切だといわれています。

急性期

むちうちになり始めた時期のことをいい、損傷した部位が炎症を起こして熱を持っている状態です。急性期は、3日~1週間程度続くといわれています。安静にすることが重要なため、無駄な動きをなくするコルセットを使用することもあります。

▶︎参考:コルセットを使用する目的と使用期間

慢性期

慢性期は、急性期が終わり、本格的に治療を開始する期間です。安静が重要な急性期とは違い、マッサージなどの手技療法や、電気を使っての物理療法などの治療または施術を受けることができます。

むちうちの治療先は主に3つ

むちうちは、放置することが一番危険な怪我です。交通事故直後に違和感や痛みが発生しない場合もありますが、必ず医療機関へ行き診てもらうことが大切です。

木の病院と芝生

むちうちを治療する際の、主な通院先は3つ。

  • 整形外科
  • 整骨院
  • 鍼灸院

それぞれの医療機関で受けられる治療内容を、詳しく見ていきましょう。

整形外科

交通事故にあったら、まずは医師がいる整形外科を受診しましょう。

主な治療内容は、レントゲンやMRIの医療検査機器を使って、骨や筋肉に異常がないかの精密検査を受けることができます。また、治療を受けても痛みが引かない場合は、湿布や痛み止めの処方もしてもらえます。レントゲンやMRIを使っての「画像診断」や、湿布や痛み止めの「投薬」を行えるのは、医師のみです。

レントゲンの結果を見る

また、整形外科を受診すると、診断書を作成してもらうことができます。診断書は医師のみが作成でき、「この怪我は交通事故が原因のものです」と証明するための大切な書類です。

  • 慰謝料を請求する際に保険会社に提出するもの
  • 物損事故から人身事故へ切り替える際に、警察に提出するもの

このように、今後の様々な手続きをする上で重要な書類になるため、診断書は必ず取得するようにしましょう。

整骨院

整骨院では、柔道整復師が施術を行います。

柔道整復師とは
骨折や脱臼、打撲や捻挫などの怪我に対し、手術をしない「悲観血的療法」によって、整復法、固定法、後療法の3つの手技を使って施術を行う専門家。

▶︎参考:整復法、固定法、後療法について詳しくはこちら!

マッサージの施術

むちうちの症状は、レントゲンやMRIで精密検査をしても写らない場合があります。
「整形外科では異常なしと言われたけど、痛みが引かない…」という場合は、保険会社から転院の許可を取り、整骨院へ通院してもよいでしょう。

また、整骨院によっては土日も営業していたり、営業時間が長めなところもあります。そのため、プライベートや仕事の予定に合わせて通院できるというのも、整骨院へ通院することのメリットです。

鍼灸院

鍼灸院には、はり師ときゅう師が在籍しています。鍼の施術は「はり師」、灸の施術は「きゅう師」が行います。

鍼灸は、東洋医学のひとつです。人の身体にある数多くのツボに対して、鍼や灸を用いて刺激を与えることで、リンパや血液の流れを促進する効果が見込めます。

むちうちの治療期間

むちうちの治療期間は、一般的には3ヶ月程度といわれています。しかし、身体の丈夫さや受けた衝撃の程度によって、治療期間は変わってきます。治療が長引くと、6ヶ月以上の期間を要する場合もあります。

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むちうちの治療費はどうなるの?

考える女性

交通事故でむちうちになり、治療をする際「治療費はどうなるの?」と気になる方も多いと思います。交通事故の被害者は、加害者に対して慰謝料を請求することができます。慰謝料を請求することで、治療費や通院交通費を負担することなく、通院することができます。

慰謝料を受け取るには

交通事故には、人身事故物損事故があります。被害者が慰謝料の支払いを受けるには、人身事故で処理をする必要があります。

  • 人身事故
  • 交通事故により人が怪我をしたり、死亡する事故。

  • 物損事故
  • 交通事故により車やガードレールなどの公共物が破損する事故。人は怪我をしていない事故。

物損事故のままですと、被害者に対しての治療費や慰謝料の支払いは行われず、被害者が医療機関へ通院する際は、自腹となってしまいます。物損事故で処理をすると、加害者は車や公共物などの修理代のみを支払うだけでよいのです。

そのため、加害者は物損事故で処理をしたがる場合がありますが、言う通りに物損事故扱いにすることは避けましょう。交通事故直後は、気が動転していることが多いと思います。しかし、人身事故で処理をするということは、被害者が損をしないためにも大切なことなのです。

パトカー

物損事故から人身事故へ切り替えたい場合は、診断書を警察署に提出する必要があります。人身事故への切り替えに法的な期間はありませんが、交通事故後10日程度で人身事故へ切り替えるようにしましょう。なぜなら、交通事故から時間が経ちすぎてしまうと、「交通事故と怪我との因果関係が明確ではない」という理由で、人身事故への切り替えを行ってくれない可能性もあります。

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むちうちの後遺症が残ったら

むちうちの治療を続けていても、症状が緩和されずに症状固定になってしまう場合があります。症状固定の判断は、医師のみが行えます。むちうちの場合、約6ヶ月程度の期間で、症状固定と判断されるようです。

神経に痛みが走る

症状固定となった時点で、その怪我は後遺症となります。後遺症になると、今までの慰謝料や治療費の支払いは打ち切られてしまいます。そのため、症状固定後の通院でかかった治療費や通院交通費は、被害者の自腹になってしまいます。

ー後遺症認定したほうがいいもの?
澤田先生の答え
「それはもちろん。後遺症が残るということは、やはり大変なことです。症状が辛ければその分通院しなくてはいけないし、これまでのように過ごすことが困難になります。お金も時間もかかりますから、その代償として後遺症認定の手続きをし、後遺障害慰謝料をしっかりと受け取って、金銭的に楽になるのは被害者の人にとっては、とても大切なことです。それによって、保険では適用できない施術や治療が受けらる可能性もありますから。」

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このように、交通事故で後遺症になった場合、後遺障害等級認定を受けることで、後遺障害慰謝料を受け取ることができる可能性もあります。

まず、後遺症が後遺障害と認められるには、5つの条件を満たす必要があります。

  • 交通事故と怪我との間に因果関係があること
  • 交通事故による怪我が、今後生きていく上で治る見込みがないこと
  • 交通事故の怪我により、労働能力が低下してしまうこと
  • 後遺症が医学的に説明、または証明できること
  • 後遺症の症状が自賠責保険の等級認定に値すること

上記の5つの条件を満たしている場合、後遺障害等級認定の申請ができるようになります。

後遺障害等級認定の申請をする

手続きを行う女性

後遺障害等級認定の申請をする前に、被害者がすべき事は2つ。

  • 症状固定まで通院を続ける
  • 医師に後遺障害診断書の作成を依頼する

加害者側の保険会社に、症状固定を促されることもありますが、症状固定の判断ができるのは医師のみです。まずは、医師に症状固定と判断されるまで、定期的に通院を続けましょう。

症状固定と判断されたタイミングで、医師に後遺障害診断書の作成を依頼しましょう。
後遺障害診断書の内容によって、後遺障害等級の認定がされるかどうかが決定します。医師に作成を依頼する際は、自覚症状を正確に伝え、記載内容を自分でもしっかりと確認しましょう。

後遺障害等級認定の申請方法

後遺障害等級認定の申請準備を終えたら、申請をしましょう。

後遺障害等級認定の申請方法は、2つ。

  • 事前認定
  • 被害者請求

事前認定

事前認定とは、加害者側の保険会社に、後遺障害等級認定の申請手続きのすべてを任せる方法です。
被害者が、加害者側の保険会社に対して後遺障害診断書の提出を行うと、あとの手続きは加害者側の保険会社が行ってくれます。後遺障害等級認定の申請手続きは複雑ですが、被害者は手続きの手間を省くことができます。

しかし、どのような内容で手続きが行われているのかを、被害者が知ることはできません。後遺障害慰謝料の支払いをするのは、加害者側の保険会社です。よって、被害者にとって有利な結果になるように、手続きを進めてくれるとは限らないのです。

はんこを押す

被害者請求

一方、被害者請求とは、加害者側の保険会社に対して被害者が直接、後遺障害等級認定の申請を行う方法です。被害者は、後遺障害等級認定の申請に必要な書類をすべて集め、加害者側の保険会社に送ります。

このように、手続きをすべて被害者自身で行わなければいけないため、加害者請求に比べると手間や時間がかかります。しかし、手続きの内容を知ることができるため、透明性を保ちながら進めていくことができます。

また、必要書類の他にも、後遺障害等級認定がされやすくなる書面を付け足すこともできるので、被害者にとって有利な結果になりやすいのです。したがって、後遺障害等級認定が自分にとって有利になるように手続きを進めたいのならば、被害者請求をおすすめします。

むちうちの治療方法についてのまとめ

ポイントを説明する女性

むちうちの種類や症状、治療方法などお分かりいただけたでしょうか。最も大切なことは、交通事故直後に痛みや違和感がなくとも、医療機関へ行くということです。また、人身事故で処理をし、きちんと慰謝料を受け取るということも大切です。むちうちの通院先にお困りの際は、交通事故病院相談窓口へお問い合わせください。交通事故に詳しい専門スタッフが、怪我の症状に適した通院先をご紹介いたします。

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