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2018.05.09 交通事故 診断書 むち打ち 柔道整復師 医者・ドクター

交通事故によるケガを治したい!正しい病院の選び方とは?

交通事故の怪我、意外とわからない病院選び

交通事故にあい、怪我をしてしまった場合、実は意外とわからないのは「病院(通院先)の選び方」ではないでしょうか。
それもそのはず。あらゆる情報が錯綜していて、「何が本当なんだろう?」と、自分で情報を選べなくなってきているからです。とくに、初めて交通事故にあった方なら、「何からすればいいのか……」と、手続きに終われ通院を後回しにしてしまいます。

医師と相談

今回は「どこに通院すればいいのか」と悩んでいる交通事故被害者の方へ向けて、正しい通院先選びについてお伝えします。
加害者側の保険会社や警察とのやりとりについても簡単にまとめました。

「保険会社と話すのも面倒だしいいや」
「いつかは治るだろう」なんて思っていては、交通事故による怪我(むちうち症や腰痛など)は治りません。

どんなに軽度な事故であったとしても、
「後遺症になる可能性」があることを忘れずに、自分の怪我を治すことを優先してくださいね。

交通事故後に通院しなければいけない理由は?

交通事故直後は、脳内伝達物質の影響により痛みが感じにくく、精神的にも興奮状態であるため、冷静な判断ができない場合もあります。
事故当日は痛くなかった・怪我をしていなかったからといって、病院へ行かずに物損事故のまま処理をしていると、のちに治療費が発生しても、加害者側の保険会社に請求することができません

何かを悩む女性

一般的に痛みが出てくるのは数日〜数週間といわれています。
物損事故から人身事故に切り替える際にも、事故発生からあまりにも時間が経ってしまうと「事故との因果関係を結べない」と切り替えられないこともあります。

交通事故によって考えられる怪我とは?

交通事故によって考えられる怪我に、打撲や捻挫、擦り傷があげられます。
一般的には、交通事故被害者7〜8割の人が「むちうち」症状を訴えるといわれています。むちうちにはさまざまな症状があり、代表的なものだと首や肩の痛み、腰痛、風の症状によく似た頭痛や吐き気をもよおすこともあるそう。

交通事故の怪我で通院する場合、どのような機関で、どんな治療を受けることができるのかをあらかじめ把握し、段階を踏んだ適切な治療を受けることが重要です。
事故直後に痛みを感じていなくても、体の内部で異変が生じている場合があります。少しでもおかしいと感じたら受診が必要です。

交通事故で保険が適用される通院先

病院の待合ロビー

交通事故にあった被害者に対して、保険会社が支払いを認めてくれる、保険適用範囲の治療内容についてお伝えします。
保険の支払いが認められているのは、①病院や整形外科、②整骨院や接骨院、③鍼灸院の3つです。いずれも、国家資格の所有者が開業しています。

保険が適用される治療内容は、主に患部への電気や温熱治療、ストレッチや手技などになります。患部以外への治療などは、保険適用外となることがあります。特に、医師が指示した内容以外のことは保険が適用されないことがあります。

整骨院と整体を同じものと認識している人がいますが、これは全く別物です。
整体に関しては、カイロプラクティックと呼ばれるものが多く、代替治療の位置付けになります。

実際に、カイロプラクティックの学校に通ってから開業する人もいますが、柔道整復師のような資格がなくても開業できてしまいます。かかった治療費は保険会社からは支払われないことが多いので、注意しましょう。

交通事故で保険が適用される通院先を以下の表にまとめました。

通院先 保険適用範囲か
整形外科
整骨院
病院
接骨院
鍼灸院
整体院 ×

交通事故で保険が適用される通院先について、一つひとつ説明していきます。

①整形外科

交通事故で怪我を負った場合、まず整形外科を受診することをおすすめします。
日本では、治療行為や投薬などを行う場合、国家資格である医師免許を持っていなければできません。
整形外科は、主に骨や筋肉を診る医者で、交通事故において整形外科を受診することが一般的です。

病院受付

交通事故で怪我を負った場合は、頭などを打ち、見た目ではわからない脳内出血を発症している場合があります。
他にも、腰を打った拍子に圧迫骨折をしていることもあります。さらに、むちうちも、重症化すると歩けなくなる場合もあるのです。

そのような時には、医師の的確な判断が必要になります。整形外科で、レントゲンやCTなどの検査・診断を受けてから、適切な診療科へ移ったりもできます。
神経科、脳外科、内科などを受診することもポイントとして覚えておきましょう。

整形外科なら診断書がもらえる

また、事故による診断書の作成は医師にしかできません。診断書は、職場を休む場合などにも提出が必要ですし、保険会社への治療費請求にも必要になるものです。
この診断書がないと、治療費を払ってもらえなくなってしまいます。

また、事故から時間が経った後に受診をした場合、診断書があっても事故と怪我との因果関係を疑われることもあります。そのため、まずは整形外科を受診し、適切な診断を受けることが大切になってきます。

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②整骨院

整形外科は、湿布や痛み止めの処方のみなので、症状があまりよくなっている感じがしない…という方もいるはず。
そんな時は、痛みにフォーカスして施術をしてくれる整骨院に通院することもできます。
整骨院も、柔道整復師という国家資格を持っていて、主に骨折や脱臼、捻挫などに整骨術(柔道整復術)というものを施します。

施術室のベッド

また、電気療術や超音波など、患者の状態に合わせて物理療法をとったりもします。
整骨院は、接骨院とも呼ばれており、呼び方が違うだけで内容は同じです。

整骨院なら自分にあった施術内容を選べる

そもそも整骨院(接骨院)に通院しても大丈夫なのか?と心配だと思いますが、問題ありません。
前述したとおり、柔道整復師も国家資格で、保険適用範囲内です。手技を得意としますので、痛みの根源を見つけ出し、その人の症状に合わせて施術方法を考えてくれます。また、土日祝・夜遅くまで営業しているところが多く、待ち時間も少ないので人気があります。

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③病院

総合病院は、交通事故による怪我の対応を行っており、治療は医師が行います。

総合的な治療が受けられる

交通事故の怪我を総合的に治療してくれるため、安心できるかと思います。入院施設はもちろんのこと、大きい病院ならリハビリ施設も行えますよ。骨折、むち打ち、頚椎捻挫といった後遺症など、様々な症状に対応できるのが特徴です。

④鍼灸院

鍼灸院でも交通事故による怪我の施術ができます。

はりと灸を使った施術を受けられる

鍼灸院では、はり師・灸師によるはりと灸の施術が受けられます。自己治癒能力向上、血行促進などの効果があります。

交通事故後の通院先でお悩みの方。交通事故病院に相談してみませんか?
0120-963-887相談無料です

交通事故の通院は併用可能?

整形外科を受診し、検査や投薬を受けて、そのまま入院になる場合もあれば、軽度のため入院は不要とされることもあります。もちろん、痛み止めなどを出してもらうのですが、所見が明確でない場合は治療が数回で終わることもあります。

一方、整骨院の施術は、医師が行う医療行為ではなく医療類似行為と呼ばれるもので、捻挫や打撲などの治療をメインで行います。そのため、整骨院へも通いたいという方もいるのではないでしょうか。

では、交通事故の治療は、整形外科と整骨院で併用してもよいのでしょうか。

疑問を感じている女性

整形外科と整骨院を併用しても治療費は出ます

「どちらか一つしか通えないのでは…」と思っている方がいますが、そんなことはありません。
交通事故による怪我だと医学的(整形外科)証明がされていて、痛み止めや湿布だけではよくならないのであれば、整骨院や鍼灸院にいって、自分の怪我をよくすることを考えましょう。

ただし、併用して通院する注意点があります。

  • ①同日に整形外科と整骨院を併用しない
  • ②加害者側の保険会社に連絡をする
  • ③漫然治療(マッサージやビタミン剤)だけのために整骨院へ行かない

▶︎参考:病院が合わない…転院したい時はどうすればいいの?

整形外科と整骨院のダブル通院には注意!

整骨院へ治療に行く時は、注意すべきことがあります。
整形外科に通いながら、整骨院へ行く場合に、主治医に黙って通院してしまう人がいますが、これは後々問題になることがあります。できれば、伝えておいた方が良いでしょう。

また、整形外科と整骨院を同じ日に通院することはできません。そのため、日にちをずらして通院するようにしてください。

後遺症が残ったら?

交通事故の怪我は、むちうちや打撲、骨折が多いです。
どれも、見かけ上は治ったとしても、後遺症として痛みが続いたり、しびれなどが続いたりすることがあります。後遺症と判断された場合は、今後生きていく上で「一生その症状と付き合っていかなければならない」ので精神的にもかなり大きな負担となります。

お金

これまでのように仕事が十分にできなくなってしまったり、今までのように日常生活を送ることもできなくなってしまうこともあります。
後遺症が原因となり、不眠症やうつ病を併発することもあるのです。そうなると、仕事を辞めざるを得なくなることもあります。

こういった精神的苦痛を現金に換算したものを「後遺障害慰謝料」といいます。
後遺障害慰謝料を受け取るのは、後遺症が「後遺障害」として認められた場合のみです。認められなかった場合は、どんなに辛い症状であったとしても慰謝料は受け取れず、症状が辛い時には自身で治療費を負担しなければなりません。

また、「休業損害」というものも受け取ることができます。休業損害は、交通事故で仕事を休んだために、収入が減った分を補償するものです。したがって、基本的に働いている方しか受け取ることができません。しかし、主婦、無職や学生であっても内定先が決まっているれば休業損害を受け取ることはできます。

そうならないためにも、交通事故の怪我による後遺症を残さないように、しっかりと段階を追って治療をするようにしましょう。

交通事故の通院先・治療費に関するまとめ

ポイントを説明する女性

いかがでしたか。
医療機関である整形外科と医療類似行為である整骨院は併用することができます。

もちろん、病院や保険会社によっては、「併用して整骨院に通うこと」に賛成でないところもあります。

ただ、あなたは紛れもなく交通事故の被害者で、後遺症にならないために、通院する義務があります。
自分の怪我を治して、納得できる示談にするために、「自分の意思で通院先を決める」ということを忘れないでくださいね。

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