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2019.05.13 交通事故 整形外科 施術・治療 診断書 むちうち 医者・ドクター 後遺障害等級認定 慰謝料

むちうちでMRI検査を受けるべき理由とは|後遺障害や慰謝料を解説

軽いむちうちの場合、MRI検査は必要ないと思っている方も多いかもしれません。しかしMRI検査は、後遺障害等級認定を受ける際に大切なものなのです。
ここでは、交通事故でむちうちを負った場合に、なぜMRI検査が大切なのか解説しています。また、MRI検査を受ける時期についても説明しています。

むちうちになった時、MRI検査は必要?

MRI
むちうちは、首や首周辺の軟部組織(筋肉や靭帯)の損傷が原因であり、骨自体には異常がありません。そのため、X線を使って骨の異常を検査するレントゲンでは、むちうちが確認できず、医師には異常なしと診断されてしまう可能性が高いのです。

一方、MRI検査は強い磁場を使って撮影するため、骨だけでなく靭帯の損傷や頚椎を断面で写すことができます。
MRI検査による画像でむちうちの発症を証明できれば、診断書の発行や、保険会社とのやり取りがスムーズに進められます。
また、後遺障害等級認定を申請する場合、画像で他覚的所見を確認できるかどうかによって、認定される等級に違いが出てくるケースがあるのです。

むちうちで認定される後遺障害等級とは

電卓とメモ
交通事故によるむちうちの通院期間は、一般的に3ヶ月程度といわれていますが、症状の程度や被害者の年齢などによって異なります。6ヶ月近く通院を続けても完治しない場合には、後遺障害等級認定の申請を検討してもよいかもしれません。
後遺障害等級認定を受けることで、被害者は加害者側の保険会社に対して、後遺障害慰謝料を請求できるようになります。

後遺障害等級は、後遺障害のある部位や症状の重さによって、1~14級に振り分けられます。この後遺障害等級は、数字が少ないほど後遺障害の程度が重くなります。
ここでは、むちうちの場合に認定されるケースが多い12級と14級について解説していきます。

12級

12級を認定される基準は、症状が神経学的検査結果や画像所見などの他覚的所見により、医学的に証明できるものとされています。
つまり、むちうちの症状で12級が認定されるためには、MRI検査によって他覚的所見を確認できることが重要になります。

14級

むちうちの後遺障害は、14級に該当するケースが多いといわれています。認定基準としては、受傷時の状態や治療の経過などから症状の連続性や一貫性が認められ、故意の誇張ではないと医学的に推定されるものとされています。
14級の場合、MRIによる画像所見がなくても、医学的に説明できれば認定されることがあります。

請求できる後遺障害慰謝料について

後遺障害慰謝料の計算には3つの基準があり、それぞれで請求できる金額が異なります。3つの基準とは以下になります。

  • 自賠責基準(自賠責保険会社による基準で一番値段が低い)
  • 任意保険基準(加害者が加入している任意保険会社による基準、自賠責基準より高く弁護士基準より低い)
  • 弁護士基準(過去の裁判例を参考にしている基準、3つの中で最も高額)

自賠責基準と弁護士基準では、後遺障害等級12級・14級で請求できる後遺障害慰謝料の金額が大幅に変わります。

  • 後遺障害等級12級の場合
  •   自賠責基準…93万円
      弁護士基準…290万円

  • 後遺障害等級14級の場合
  •   自賠責基準…32万円
      弁護士基準…110万円

弁護士基準は、日本弁護士連合会が発行する「民事交通事故訴訟 損害賠償算定基準」(通称:赤い本)に記載されています。

後遺障害等級認定のポイント

前述のように、むちうちで後遺障害等級認定を目指すには、MRI検査を受けることが重要です。ただし、MRI検査で異常が見つかったとしても、必ずしも認定を受けられるとは限りません。
後遺障害等級の認定を受けるために抑えておくべきポイントとして、以下の3つを解説していきます。

  • 早期に病院を受診する
  • 症状固定までしっかりと治療を続ける
  • 適切な内容の後遺障害診断書を作成してもらう

早期に病院を受診する

交通事故後、時間が経ってから症状があらわれ病院への受診が遅れると、交通事故と症状の因果関係を疑われる可能性があり、後遺障害等級認定が受けられなくなることがあります。

したがって、交通事故後少しでも体に違和感がある場合はもちろん、特に痛みがない場合でもすぐに病院を受診しましょう。

症状固定までしっかりと治療を続ける

後遺障害等級認定を受けるには、医師から症状固定の診断を受けるまで通院を続けることが大切です。症状固定とは、これ以上治療を続けても、症状の緩和が見込めない状態のことをいいます。

症状固定までの目安は6ヶ月程度とされていますが、怪我の種類や症状の程度によって異なります。自己判断で通院をやめたりせず、医師の指示に従いましょう。

また、通院は定期的に続けることが大切です。通院の期間が空きすぎてしまうと、「そんなに痛くないんじゃないか」と疑われてしまう可能性があります。少なくとも、週に1回のペースで通院するとよいでしょう。

適切な内容の後遺障害診断書を作成してもらう

後遺障害等級認定の審査は、書面主義で行われます。したがって、症状固定後に医師に作成してもらう後遺障害診断書は、適切な等級の認定を受けるための重要な判断材料になります。

医師に作成を依頼する際は、できるだけ具体的に自覚症状を伝えることが大切です。また、記載された症状や検査結果が、正確に記録されているかを確認しましょう。

MRI検査を受けるタイミング

問診する医師
交通事故後にMRI検査を受けるタイミングは、早ければ早いほどよいです。できれば、交通事故直後にはMRIの設備がある病院や整形外科を受診して、検査を受けましょう。
交通事故発生から時間が経過してしまうと、MRI検査で異常が確認できたとしても、交通事故の怪我によるものなのか、疑われてしまう可能性があります。

むちうちとは?

首を痛がる女性
むちうちとは、交通事故やスポーツなどで、首に強い衝撃を受けたことによって起こる首の捻挫です。自覚症状が出るまでに、時間がかかるケースが多いことが特徴でもあります。

主な症状として、首や肩などの痛み、しびれを想像する方も多いと思いますが、ほかにも頭痛やめまい、吐き気など、一般的な体調不良にも捉えられるような症状が出る場合も少なくありません。

▶︎参考:むちうちについて詳しく知りたい方はこちら!

保険会社から治療費を打ち切られることも

通院中にもかかわらず、保険会社から治療費が打ち切られてしまう場合があります。
保険会社がそのような判断をするのは、次のような理由からです。

  • 治療費や慰謝料の負担を減らしたい
  • 負担が増える前に示談したい
  • 自賠責保険の範囲で済めば、任意保険側の負担がなくなる

総じて、任意保険会社の負担を増やさないための治療費打ち切りに感じますよね。
このような打ち切りのタイミングは、むちうちの場合、通院を開始して3ヶ月頃が目安といわれています。これは、むちうちの一般的な治療期間が3ヶ月程度の場合が多いからです。

治療を続けたい場合は交渉しましょう

保険会社から、治療費打ち切りの連絡があった場合、無理に通院をやめる必要はありません。
まだ痛みなどの症状がある場合は、原則的に通院を継続して構いません。他覚所見がある場合は、保険会社に説明しやすいですね。
むちうちの場合、症状が伝わりにくいため、医師に症状が継続していることを伝えて、診断書に書いてもらうようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?
交通事故によるむちうちは、外見でわかるような怪我ではないため、一度MRI検査を受けて、靭帯や頚椎に異常がないか診断してもらいましょう。
また後遺障害等級認定では、MRI検査による診断結果が重要な資料になります。
交通事故にあってしまった際は、なるべく早く病院や整形外科を受診して、適切な補償を受けられるよう、検査や診断の記録を残しておきましょう。

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