×

2018.06.22 自動車保険 自賠責 示談・和解 被害者 交通事故

交通事故後の入院費はいくらかかる?被害者は加害者に請求!

交通事故にあい、入院をすることになってしまったとき、心配になるのは「入院費」だと思います。

「入院費はいくらかかるの?自分で支払うのは、大きな負担になるかもしれない…。」

このようなお悩みありませんか。今回の記事では、交通事故の入院費について解説していきます。

交通事故後の入院費はいくらかかる?

お金

そもそも入院費は、様々な費用から成り立っています。その内訳は以下の通り。

  • 入院基本料
  • 医療費
  • 食事代
  • 差額ベッド代

入院基本料

入院基本料とは、入院1日あたりで計算される基本料金のことです。医師の診察や看護師による看護、室料、寝具などを含んだ費用になります。しかし、入院基本料は病棟の種類や看護師の人員配置の状態によって、費用に差が出る場合があります。

医療費

医療費は、投薬や注射などの処置、各種検査、手術やリハビリなどの費用を含めた費用のことです。医療費は、処置の内容によって、金額がそれぞれ異なります。

食事代

食事代は、入院時に食べる食事にかかる費用のことで、入院基本料とは別で計算されます。

また、糖尿病や肝臓病などの病気の方、アレルギーをお持ちの方などには「特別食」が出され、通常の病院食よりも割高になります。

差額ベッド代

差額ベッド代は、2人部屋や個室などを希望した場合に発生する費用です。また、差額ベッド代は、健康保険の適用外となっています。

病院で入院すると、上記のような費用がかかります。では、これらの費用は、1日あたりいくらかかるのでしょうか。

当センターが「直近の入院時の自己負担費用」について調査したところ、1日あたりの自己負担費用の平均は19,835円となっています。費用の分布を見てみると「10,000円~15,000円未満」が24.5%と一番多くなっていますが、「20,000~30,000円未満」も14.1%と高い割合を示しています。

1日あたりの医療費(自己負担額)はどれくらい?

このことから、1日あたりの入院費の自己負担分は約2万円前後ということがわかります。もし1週間入院した場合、2万円×7日(1週間)=14万円です。交通事故の被害にあい、14万円の出費をすることになれば、大きな負担となってしまいます。

交通事故の被害者は入院費を自費で支払うの?

はてな

交通事故が原因で入院した被害者は、入院費を加害者に請求することができます。入院費を加害者に請求するには、加害者側の自賠責保険を使います。

交通事故で入院したら自賠責保険を使う

自賠責保険とは、交通事故の被害者を救済するために、最低限の保障をしてくれる保険です。また、車を運転する人は必ず加入しなければならないと、道路交通法で定められています。

自賠責保険において、被害者1名に対する保障内容は、以下の通り。

  • 傷害による損害:120万円
  • 後遺障害による損害:75万円~3000万円
  • 死亡による損害:3000万円

自賠責保険では、上記のように上限金額が決められており、被害者の人身損害に対して保障を受けられます。

自賠責保険会社に入院費を請求するには

加害者側の自賠責保険を使って、入院費を含めた損害賠償(※1)を請求する場合、以下2つの請求方法があります。

  • 加害者請求
  • 被害者請求

加害者請求

加害者請求とは、はじめに加害者が被害者に対して損害賠償を支払い、その後で加害者が保険金を保険会社に請求すること。

被害者請求

被害者請求とは、加害者側から賠償が受けられないとき、加害者が加入している保険会社に損害賠償を直接請求すること。

※1 損害賠償とは、交通事故の被害者が受けた損害に対して、加害者が金銭で埋め合わせをすること。

▶︎参考:交通事故の被害者が受け取れる損害賠償について詳しくはこちら

被害者自身が入院費を立て替えることになったら

悩む

交通事故後に入院をしたとき、病院の窓口で立て替え費用が発生する場合があります。そのときは、以下のことを参考にしてください。

病院でもらった領収書を必ず保管する

病院で発行される領収書は、被害者自身が立て替えたという事実、立て替えた金額がいくらだったのかという証拠になります。そのため、被害者が立て替えた入院費は領収書がなければ、加害者に請求できないので注意しましょう。

自身の健康保険証を使う

先程も述べましたが、交通事故の被害者は、加害者に入院費を請求することができます。しかし、一度立て替えるとなれば、被害者に金銭的負担がかかってしまいます。被害者にかかる金銭的負担を軽減させるために、健康保険証を使うのがよいです。

健康保険は、交通事故の治療にも使うことができます。健康保険証を使えば、被害者
は入院費でかかった費用の3割負担で済みます。残りの7割は、健康保険組合が支払ってくれます。

▶︎参考:健康保険を使う場合の手続き方法についてはこちら

自賠責保険の仮渡金制度を利用する

損害賠償は、すぐに支払われるものではありません。そのため、自賠責保険には仮渡金制度というものがあります。

仮渡金制度とは、被害者が治療や入院などでお金が必要になったとき、その費用をまかなうお金を早く受け取れるという制度です。被害者は、加害者が加入している保険会社に対して、傷害の程度に応じて5万円・20万円・40万円を請求できます。

交通事故後の入院についての疑問

悩む女性

交通事故後の入院について、以下のような疑問が生じるかもしれません。

  • 疑問1:入院の際に個室を使ってもいい?
  • 疑問2:入院するために仕事を休んで、減収になったら?

ここでは、それぞれの疑問に答えていきます。

疑問1:入院の際に個室を使ってもいい?

先程も述べましたが、病室の個室を利用するときには「差額ベッド代」が必要です。しかし、差額ベッド代は保険適用範囲外になるため、基本的には加害者に請求できません。

ただし、以下のような場合は、差額ベッド代が認められることもあります。

  • 医師が個室の利用を指示した場合
  • 大きな怪我を負い、個室を利用する必要があった場合
  • 入院時に大部屋のベッドに空きがなかった場合

疑問2:入院するために仕事を休んで、減収になったら?

交通事故が原因で入院をし、仕事を休んでしまった場合、被害者は「休業損害」というものを加害者に請求することができます。

休業損害とは、交通事故の怪我が原因で、仕事を休んでしまい、収入が減少した分を補填するものです。そのため、仕事を休んでしまっても、収入の減少を心配する必要はありません。

▶︎参考:休業損害の計算方法を詳しく知りたい方はこちら

交通事故の入院費についてのまとめ

青空と草原

いかがでしたか。交通事故の被害者が入院をした場合、入院費を加害者に請求することができます。しかし、被害者は入院費を立て替えなくてはならないかもしれません。

その場合は、

  • 病院でもらった領収書を必ず保管する
  • 自身の健康保険証を使う
  • 自賠責保険の仮渡金制度を利用する

といった対応を行ってください。

交通事故でお悩みの方へ

交通事故病院は、交通事故で悩むすべての方に向けた無料の相談窓口です。
お気軽にお問い合わせください。

関連キーワード

関連記事

おすすめ記事

カテゴリ一覧

はじめての交通事故でお悩みの方へ。交通事故に関する知識や通院について無料でサポートいたします。
フリーボイス 無料 0120-963-887
お問い合わせ

思いもよらない交通事故。初めての交通事故で、どうしたらよいのか分からない。
交通事故でお悩みの方を、知識・施術など多方面から無料でサポートいたします。

交通事故病院とは?

交通事故による怪我の症状は、時間が経つにつれ実感してくることが多いといわれています。「交通事故病院」は、交通事故による怪我の施術を専門的に扱う全国の施設と提携しているため、安心して治療・施術に専念することができます。また、提携先の施設は全て厚生労働省の認可を受けた施術者が担当しております。自賠責保険が適用されると、通院する際の費用は自己負担0円です。

お見舞金制度とは?

しっかりと通院することで、交通事故病院よりお見舞金が支給されます。

交通事故治療対応 整骨院・接骨院・整体・鍼灸院
北海道・東北
関東
甲信越・北陸
東海
関西
中国・四国
九州・沖縄