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2018.06.25 示談・和解 被害者 加害者 裁判 交通事故

交通事故の裁判で和解案を提示された。承諾した場合はどうなるのか?

交通事故で裁判の経験はありますか。裁判を進めていると、「和解案」というものが提示される場合があります。しかし、「和解案」について知らなければ、「和解案」を承諾していいものか判断が難しいですよね。そこで今回は、和解案について解説していきます。

交通事故における民事裁判の流れ

フロー

そもそも交通事故の民事裁判は、加害者が被害者に支払う損害賠償の問題を取り扱う裁判です。また、民事裁判は誰でも起こすことができます。

交通事故で民事裁判になったとき、以下の流れで進んでいきます。

  • ①裁判所に訴状を提出する
  • ②口頭弁論を行う
  • ③証拠を提出する
  • ④判決を言い渡す

①裁判所に訴状を提出する

まず、訴状を提出しなければ、民事裁判を起こすことができません。

訴状に記載する内容は、以下の通り。

  • 訴状を作成した日付
  • 求める判決内容
  • 原告(民事裁判を起こした当事者)の住所と氏名
  • 請求する損害賠償の金額
  • 事故の内容
  • 添付書類        など

▶︎参考:訴状の記載例はこちら

訴状の提出先は

  • 請求する損害賠償額が140万円以下の場合:簡易裁判所
  • 請求する損害賠償額が140万円以上の場合:地方裁判所

となっています。

②口頭弁論を行う

口頭弁論は月1回の頻度で行われ、当事者が裁判所に出向き、それぞれの意見を述べます。裁判長は、提出した書類内容に関する質問を行い、矛盾を明らかにしていきます。

例:信号の色に関して、当事者同士の主張が異なっているという矛盾をなくす。

③証拠を提出する

当事者の意見を裏付けるものとして、証拠を提出します。

交通事故の裁判で証拠として提出するものは、以下の通り。

  • 目撃者の証言
  • 診療報酬明細書
  • 医師の診断書
  • 後遺障害の認定書     など

④判決を言い渡す

裁判官から判決を言い渡されると、民事裁判は終了します。しかし、交通事故の民事裁判では、判決を言い渡す前に、裁判官から和解案が提示されることがあります。当事者双方が和解案に納得した場合は、裁判の手続きを最後まで行わず、和解して終了となります。

民事裁判で提示される和解案とは

書類に書き込む様子

民事裁判において、判決を言い渡す前に提示される「和解案」とはどのようなものなのでしょうか。

そもそも和解とは、「当事者同士で争うことをやめましょうという約束のこと」です。そして、和解案とは、当事者双方の意見や証拠を踏まえて、損害項目ごとの金額と根拠を示したものです。民事裁判の中で和解案が提示されるのは、問題の争点が整理され、証拠が出揃った後になります。

和解案を承諾した場合のメリット

なるほど

和解案を承諾した場合のメリットは、以下の2つ。

  • 裁判よりも早く問題を解決できる
  • 本人尋問の負担が少なくなる

裁判よりも早く問題を解決できる

裁判制度には控訴や上告というものがあります。控訴や上告は、裁判の判決が不服である場合に行うものです。再度裁判で判決内容を決めていくことになるので、裁判が長引くことになります。

和解には控訴や上告の制度がないので、当事者双方で和解できれば、裁判よりも早く問題を解決することができます。

本人尋問の負担が少なくなる

裁判では、本人尋問というものがあります。本人尋問とは、当事者が裁判所に出向き、自分の主張を述べることです。本人尋問は準備することも多く、相手の代理人から精神的につらいことを言われる場合もあります。

しかし、和解案に合意すれば本人尋問を行わずに済むため、本人尋問の負担から逃れることができます。

和解案に承諾しなかった場合はどうなるのか

考えるビジネスマン

和解案に承諾しなかった場合、今まで進めていた裁判の流れに戻ることになります。そのため、判決が言い渡されるまで裁判を行うことになります。また、判決内容が不服として、控訴や上告される場合もあり、問題が解決するまでに時間がかかる可能性もあります。

交通事故の和解案についてのまとめ

いかがでしたか。交通事故の民事裁判で提示される和解案は、当事者双方の意見や証拠を踏まえて、損害項目ごとの金額と根拠を示したものです。

和解案に合意した場合、「裁判よりも早く問題を解決できる・本人尋問の負担が少なくなる」といったメリットがあります。和解案に合意するかしないかは、当事者の自由です。自分にとって不利益にならない選択をするようにしましょう。

ポイント

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