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2017.10.09 むち打ち 柔道整復師 整骨院 インタビュー 交通事故

交通事故で多い怪我むちうち!通院先や治療方法について解説

交通事故の被害にあい怪我を負ってしまったら、治療を受ける必要があります。しかし、交通事故による怪我はどこへ通院したらよいのか、疑問に思う方もいるでしょう。

なごみ。鍼灸整骨院4

今回は、交通事故で代表的な怪我「むちうち」の通院先や治療方法について、なごみ。鍼灸整骨院の森川先生にお話を伺いました。

交通事故にあったらまずは病院へ

交通事故の被害にあってしまった後、最初に行く治療先は「病院」です。病院には脳外科や神経外科など様々な診療科がありますが、むちうちの場合は「整形外科」を受診するとよいでしょう。

たとえ事故直後に症状がなくとも、必ず病院を受診するようにしましょう。交通事故直後に病院へ行かなかった場合、被害者に対してデメリットが生じる場合があります。

なごみ。鍼灸整骨院1

森川先生:
「交通事故後に仕事や予定があったとしても、『軽い負傷だから、病院には後日行けばいい』と考えてはいけません。軽い損傷ほど、時間が経つにつれて交通事故が原因のものか、判断がつかなくなってしまいます。
相手側の保険会社に損害賠償請求を行うためには、交通事故による負傷だと証明できる医師の診断書が必要です。しかし、交通事故と怪我との関係性が明確でないと、交通事故による負傷であるという診断書を書いてもらうことが難しくなる場合があります。
また、たとえ診断書があったとしても、事故日と診断日がずれていた場合、『本当に交通事故による負傷なのか』と、示談の際に疑いをかけられてしまう可能性もあります。

交通事故から受診までの期間が2週間を超えてしまうと、事故と怪我との因果関係を証明するのは難しいといわれています。軽い怪我でも、必ず事故直後に病院で診断を受け、因果関係をしっかりと証明できる対策をしておきましょう。」

病院で受けられること

病院では、医師が治療を行なっています。治療内容としては、レントゲンやMRIでの検査や痛み止めや湿布などの投薬、手術などがあります。

事故直後は痛みを感じないことがある

交通事故による怪我は、事故から時間が経過した後に、症状が現れることもあります。事故後すぐに痛みが現れないことがあるのは、何故なのでしょうか。

首を抑える後ろ姿の女性

森川先生:
「交通事故の直後は、突然のアクシデントに遭遇したことで、ほとんどの人が興奮状態に陥ります。興奮状態になると、人間の体内にはアドレナリンやβエンドルフィンという物質が分泌され、痛みを感じにくくなるといわれています。アドレナリンは危険や不安、怒りを感じることによって分泌されるホルモンで、興奮状態に血液中に放出され、身体のエネルギー代謝や運動能力を高めることで知られています。火事場の馬鹿力として知られるように、心拍数や血圧、血糖値の上昇をもたらし、痛覚を麻痺させる働きもあります。

実際に交通事故の被害にあい、『怪我の程度は軽そうだけど、念のために病院へ行こう』と自分の足で救急車に乗った方が、病院に着く頃には興奮が冷め、痛みを自覚し始めて自力で立つこともできなくなった、という話もあります。
事故直後の興奮状態では、骨折していても痛みを感じなかったという人もいますので、事故現場で『痛みも違和感もない』という感覚は信用しない方が良いでしょう。これは被害者に限らず、同乗者や加害者でも同じことがいえるので、注意深く対処する必要があります。」

交通事故による「むちうち」について

交通事故

交通事故による怪我で多いといわれている、むちうち。もしも交通事故でむちうちを負ってしまったら、専門的な治療を受ける必要があります。

ここでは、交通事故でむちうちになる原因について、森川先生に解説してもらいました。

むちうちの原因とは

ーー 交通事故によってむちうちになってしまう原因を教えてください。

森川先生:
「むちうちは、交通事故で体に衝撃を受けた際、首がムチのように前後にしなることから、『むちうち』と呼ばれています。

交通事故で衝撃を受けると、人間の一般的な首の運動範囲である60°の範囲を超えて、伸びたり屈めたりしてしまう場合があります。そうすると、首周辺の軟部組織(骨を囲んでいる靭帯など)が伸びたり切れたりして、症状があらわれるのです。むちうちの起こり方は大きく分けて、正面衝突、側面衝突、追突によるものがあり、後方から衝突される追突によるものが、全体の90%を占めるといわれています。」

むちうちの症状

首を抑えて嘆く女性

それでは、交通事故でむちうちを負ってしまったら、どのような症状があらわれるのでしょうか。

ーー 交通事故でむちうちになってしまったら、どのような症状があらわれますか。

森川先生:
「むちうちの症状には個人差があり、事故状況や被害者の体質・年齢などによっても違ってきます。事故直後、脳震盪によって短時間の意識障害を起こすこともありますし、脊髄の周りが腫れ内出血を起こした場合は、手足が麻痺したり失禁する可能性もあります。重症の場合、進行の状況によっては手術が必要となる場合もあります。」

交通事故によるむちうちは、大きく分けて4つの症状型に分かれています。

  • 頚椎捻挫型
  • 神経根症状型
  • バレー・ルー症候群
  • 脊髄減少症

それぞれの症状について、森川先生に解説してもらいました。

頚椎捻挫型

森川先生:
「頚椎捻挫型は、むちうちの中で最も多い症状型です。交通事故やスポーツなどの衝撃によって首が激しく揺さぶられた結果、首の筋肉や靭帯、関節包が損傷してしまうことが原因です。主な症状は頭痛や頚部の疼痛などです。首が動かしにくくなったり、また痛みだけではなく、防御反応として体のだるさやコリ、張り感を伴います。」

神経根症状型

森川先生:
「神経の中でも、脊髄から出る根元部分である神経根に衝撃を受け、損傷してしまうケースです。整形外科で診断をする際は、他覚的所見があるかどうか、皮膚の知覚部位と一致する障害、腱反射の異常などの神経学的検査が行われます。
主な症状には手足のしびれや痛み、倦怠感、力が入らないなどの他、顔や後頭部にも痛みが現れることがあります。」

バレー・ルー症候群

森川先生:
「バレー・ルー症候群は、交通事故による衝撃が首の骨の中を通る自律神経まで伝わり、傷ついた場合に発症します。首や肩の症状はそれほど強くなく、めまいや耳鳴り、難聴、目の疲れやかすみ、息苦しさや全身の倦怠感、集中力の低下などが挙げられます。また、内臓にも障害が及んだ場合、食欲減退や消化不良、吐き気などの症状が現れることもあります。」

脊髄症状型

森川先生:
「脊髄症状型は、首の骨の中にある脊髄に直接ダメージが及んでしまったケースです。脊髄の損傷より体に麻痺が残り、障害となってしまう事もありえます。主に足のしびれや感覚異常、歩行障害、排尿や排便の障害がみられます。」

むちうちに対する整骨院での施術内容

なごみ。鍼灸整骨院2

むちうちの原因は筋肉や靭帯の損傷であるため、レントゲンやMRIには症状が映らない可能性があります。したがって、整形外科では「異常なし」と診断されてしまい、思うように症状が緩和されないこともあるようです。

整形外科では『異常なし』と診断されたけど痛みがある」「病院では経過観察のみで、なかなか症状が緩和されない」などという場合は、整骨院と併用して通院してみましょう。

整骨院での施術内容とは

なごみ。鍼灸整骨院5

整骨院では直接体に触れて施術を行うため、むちうちの症状緩和を期待することができます。
それでは、整骨院では具体的に、どのような施術を受けることができるのでしょうか。

森川先生:
「交通事故特有のむちうちによる症状は、一般的な電気療法やマッサージだけでは、痛みを取り除くことが難しい場合があります。当院では、その特有な痛みなどの症状に対して、従来の電気療法やマッサージに併せ、むちうちによる頭痛や鈍痛などに効果が期待できる鍼灸、超音波療法、高周波療法、酸素カプセルも併用しています。これらの施術は、鍼灸整骨院だからこそ可能なことです。」

機器を使って深部まで施術

なごみ。鍼灸整骨院では、手技による施術のほかにも、様々な機器を用いた施術も行なっています。高周波治療機器や酸素カプセルなどを用いることで、手では届かない深部まで施術することができ、症状の緩和が早まる効果が期待できます。

以下の機器は、なごみ。鍼灸整骨院で実際に使われている施術機器です。一人ひとりの症状に合わせた施術プランを提案してくれるため、安心して施術を受けることができるかと思います。

なごみ。鍼灸整骨院6

交通事故による怪我の治療費について

交通事故による怪我の治療費は、相手側の保険会社に損害賠償として請求することができます。損害賠償とは、交通事故によって被害者が受けた様々な損害の埋め合わせを、加害者が行うことです。

お金を渡す女性の手

治療費の他にも、通院にかかった交通費や、精神的苦痛に対して支払われる慰謝料なども支払われます。

交通事故のむちうちは後遺症になることもある

何か考える女性

交通事故によるむちうちの治療が長引くと、医師に「症状固定」と判断されることがあります。症状固定とは、これ以上怪我の治療を続けても、症状の緩和が見込まれない状態のことです。つまり、交通事故によってむちうちの後遺症が残ってしまった、ということになります。

後遺障害等級認定の申請方法

交通事故で後遺症が残ってしまったら、後遺障害等級認定の申請を行いましょう。後遺障害等級が認定されることによって、被害者は後遺障害慰謝料の支払いを受けることができます。

後遺障害等級認定の申請方法には、「事前認定」と「被害者請求」の2種類があります。

事前認定

事前認定とは、後遺障害等級認定の手続きを、相手側の保険会社に任せる方法です。被害者自身が手続きを行わなくてよいため、手間を省くことができます。
ただし、どのような内容で手続きが進んでいるのか、被害者は知ることができません。したがって、被害者にとって不利な結果になってしまうこともあります。

被害者請求

被害者請求とは、被害者自身が直接、相手側の保険会社に対して後遺障害等級認定の手続きを行う方法です。被害者は手続きに必要な書類を自分で集め、相手側の保険会社に送る必要があります。
事前認定に比べて時間と手間がかかってしまいますが、被害者自身が手続きを進めるため、自分にとって有利な結果になるような書類を付け足すことも可能です。

交通事故で怪我を負ったらしっかりと通院を

なごみ。鍼灸整骨院3

いかがでしたか。交通事故でむちうちなどの怪我を負ってしまったら、定期的に通院を続けることが大切です。専門的な治療を受けることで、後遺症が残るのを防ぐことができます。また、交通事故による怪我の治療費は、相手側の保険会社に請求することができます。

今回取材に協力してくれたのは…

今回取材に協力してくれた「なごみ。鍼灸整骨院」では、交通事故による怪我に対して、専門的な施術を行なっています。交通事故治療限定で夜9時まで受付をしているため、仕事帰りの方でも通いやすいのではないでしょうか。
また、交通事故で発生する様々な手続きもサポートしてくれます。それぞれの症状に適した施術を行い、心の不安もケアしてくれる「なごみ。鍼灸整骨院」。交通事故の怪我で不安や悩みを抱えている方は、ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。

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