2020.07.07 むち打ち 整骨院 インタビュー 交通事故 頭痛
交通事故のむちうちで頭痛が出る原因〜後遺症を残さないための治療〜
目次
交通事故にあい体に衝撃を受けると、むちうちになる可能性があります。むちうちの症状には首や腰の痛み、肩のコリなどがあり、体のだるさや吐き気が伴うこともあります。また、頭痛の症状が現れるのもむちうちの特徴です。
今回は、むちうちによる頭痛について、紺屋町整骨院の院長「近藤恵太先生」にお話を伺いました。交通事故によってむちうちを負い、頭痛の症状にお悩みの方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
交通事故で多い怪我むちうち
交通事故の被害にあってしまったら、被害者は何らかの怪我を負う可能性があります。交通事故による怪我には骨折や打撲など様々ありますが、代表的な怪我の1つに「むちうち」があります。
むちうちの原因
交通事故で多い怪我といわれているむちうちですが、どのようなことが原因で症状が引き起こるのでしょうか。
近藤先生:
「むちうちは、交通事故やスポーツなどで首に不自然な強い力が加わり、首が捻挫してしまうことが原因です。人間の頭部は大変重く、自分の体重の約10分の1を占めています。ですので、交通事故で強い衝撃を受け頭が前後左右に揺さぶられれば、頭を支えている首にはかなり大きな負担がかかってしまいます。」
むちうちの症状について
冒頭でも述べたように、むちうちの症状は首や腰の痛みのほかにもたくさんあります。具体的には、5つの症状型に分類することができます。
- 1. 頚椎捻挫型
- 2. 神経根症状型
- 3. バレー・ルー症候群
- 4. 脊髄症状型
- 5. 脳脊髄液減少症
それぞれの症状型の原因と主な症状について、近藤先生に解説してもらいました。
1. 頚椎捻挫型
近藤先生:
「頚椎捻挫型は、首の周りの筋肉や靭帯の捻挫によってあらわれる症状です。むちうちの中では最も一般的で、7〜8割の人がこの頚椎捻挫型になるといわれています。
主な症状としては首の痛みや、動きに制限がかかることもあります。特に首を後ろに倒す、回すという動きが制限されます。」
2. 神経根症状型
近藤先生:
「神経根症状型は、脊髄から枝分かれした神経が圧迫されたり、引き伸ばされたりした時に症状があらわれます。
手の痛みやしびれ、だるさ、頭痛などの症状があり、首や肩を動かした時にズキズキと痛むこともあります。」
3. バレー・ルー症候群
近藤先生:
「バレー・ルー症候群は、脳に栄養を送る椎骨動脈の血流低下に伴い、自律神経のバランスが乱れてしまうことが原因です。
頭痛や目のかすみ、眼精疲労、めまい、耳鳴り、吐き気などの症状があらわれます。また、喉の違和感や声のかすれ、胸部に圧迫感があらわれることもあります。」
4. 脊髄症状型
近藤先生:
「脊髄症状型は、脳から繋がっている中枢神経である脊髄が、交通事故の衝撃で傷ついてしまった場合に症状があらわれます。
体の麻痺やしびれ、知覚障害や歩行障害などの症状があり、むちうちの中で最も重症であるといわれています。」
むちうちは頭痛を引き起こすこともある
むちうちの症状型について、お分りいただけたでしょうか。交通事故によるむちうちでは、頭痛の症状が現れることもあります。
ここでは、むちうちが引き起こす頭痛の原因や治療方法について、詳しく解説していきます。
むちうちによって頭痛が現れるのは何故?
近藤先生:
「むちうちによって脊椎が傷つくと、首の骨にズレや歪みが生じてしまいます。すると血流の循環が悪くなり、疲労物質が蓄積され、頭痛の症状があらわれます。」
頭痛の症状は事故後すぐ現れないことも
むちうちによる頭痛は事故直後に現れず、時間が経過した後に発症することがあります。したがって、「むちうちと関係ないのでは?」と疑問に思う方もいるでしょう。しかし、交通事故後に現れる頭痛は、むちうちが原因である可能性が高いといえます。
それでは、交通事故でむちうちを負い、すぐに頭痛の症状が現れないのは何故なのでしょうか。
近藤先生:
「交通事故直後は混乱してしまい、体が興奮状態になるため、痛みに気づきにくくなっています。そのため、怪我の症状がすぐに出てこず、興奮が冷めてから痛みや倦怠感などがあらわれるのです。」
むちうちによる頭痛の治療方法
交通事故のむちうちによって頭痛が現れたら、どのような治療を受けられるのでしょうか。
紺屋町整骨院で行なっている施術内容について、近藤先生に解説してもらいました。
近藤先生:
「当院では、わずかな骨のズレを見逃さず、そしてお身体に負担がかからないよう、主に手技を用いてアプローチを行なっています。
後遺症を残さないためには、週に3〜4回の頻度で通院していただくと良いかと思います。」
交通事故による頭痛の治療費について
交通事故の被害者は、相手側の保険会社に対して、損害賠償を請求することができます。損害賠償とは、交通事故で損害を負った被害者に対して、加害者がその損害の埋め合わせを行うことです。
交通事故の被害者が請求できる損害賠償は、治療・施術にかかった費用以外にも、慰謝料や休業損害などの支払いも受けることができます。
後遺障害に対する損害賠償
もしも交通事故による頭痛が後遺障害として残ってしまった場合、被害者は後遺障害に対する損害賠償も請求することができます。
後遺障害に対する損害賠償は以下の2つ。
- 後遺障害慰謝料
1〜14級まである後遺障害等級に応じて、後遺障害が残ってしまったことに対する慰謝料が支払われます。 - 逸失利益
後遺障害が原因で被害者の労働能力が低下してしまい、収入が減少してしまった場合の損失分が補われます。
交通事故の怪我は紺屋町整骨院へ
いかがでしたか。交通事故によるむちうちでは、頭痛の症状が現れることもあります。頭痛を後遺症として残さず治療するためには、専門的な治療・施術を受けることが大切です。
今回取材に協力してくれたのは…
今回取材に協力してくれた「紺屋町整骨院」では、交通事故による怪我の施術を専門的に行なっています。痛みの原因を見つけ、一人ひとりの症状にぴったりの施術プランを提案してくれるため、安心して施術を受けられるのではないでしょうか。また、最寄駅のJR高槻駅からは徒歩4分ほどで到着でき、平日は夜20時まで営業しているため、お仕事帰りの方でも通院を続けやすいかと思います。交通事故で怪我を負ってしまった方は、ぜひ一度、「紺屋町整骨院」へ足を運んでみてはいかがでしょうか。きっと、想像以上の満足感を得ることができるかと思います。
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