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2018.12.26 むち打ち 柔道整復師 整骨院 人身事故 インタビュー

交通事故によるむちうちの症状|治療にかかるおおよその期間は?

「交通事故の被害にあった日から、首が痛いし肩が凝りやすくなった…。」
その症状、もしかしたらむちうちが原因かもしれません。また、事故後にあらわれる吐き気や倦怠感なども、むちうちが関係している可能性があります。

今回は、ながよし整骨院の院長 永吉 健志郎先生に、交通事故によるむちうちの原因や症状、治療・施術方法についてお話を伺いました。

交通事故でむちうちを負う原因

ながよし整骨院

交通事故で多い怪我、むちうち。
そもそもどのようなことが原因で、症状が引き起こるのでしょうか。

永吉先生:
「交通事故でむちうちが起こってしまう原因は、事故による急激な衝突によって、体の胴体と頭が強く揺さぶられてしまうためです。

レントゲンやMRIなどでの画像検査では異常が見られませんが、首周辺の筋肉や組織が損傷した状態のことをいいます。打ち身、捻挫、または頭部外傷などの症状を総称して『むちうち』と呼びます。」

交通事故によるむちうちの主な症状

ながよし整骨院2

交通事故によるむちうちの症状は、以下4つの症状型に分類されています。

  • 頚椎捻挫型
  • 神経根症状型
  • バレー・ルー症候群
  • 脊髄症状型

それぞれの症状型の原因と主な症状について、永吉先生に解説してもらいました。

頚椎捻挫型

永吉先生:
「頚椎捻挫型は、交通事故の衝撃によって、首周りの筋肉や神経を痛めてしまうことが原因です。むちうちを負う人のほとんどが、この頚椎捻挫型になるといわれています。

主な症状は、後ろを振り向いたり上を向く、首を動かすなどの動きを加えたときに、首に痛みが生じます。重篤な場合は、しびれが発症することもあります。」

神経根症状型

永吉先生:
「神経根症状型は、交通事故で受けた衝撃によって、神経が損傷してしまうことで症状があらわれます。
自覚症状としては、肩や背中、腕、頭など首から離れた場所に痛みやしびれがあらわれます。また、神経が損傷することによって感覚が鈍くなったり、筋力が低下してしまうこともあります。症状の程度によっては、回復まで時間がかかる場合もあります。」

バレー・ルー症候群

永吉先生:
「バレー・ルー症候群は、事故の衝撃が自律神経を刺激することで、発症するといわれています。自律神経の中でも、主に交感神経の損傷が原因です。

主な症状には耳鳴りやめまい、筋肉の凝り感、脈の乱れ、頭痛などがあります。他の症状型と比べて診断が難しいといわれているため、注意が必要です。」

脊髄症状型

永吉先生:
「まず脊髄とは、背骨の中を通っている太い神経のことをいいます。この脊髄が交通事故によって傷んでしまうと、両手のしびれや筋肉の低下、まれに両足の麻痺などを発症することがあります。他の症状型と併発することが多く気付きにくいため、しっかりと検査を受けることが大切です。」

むちうちの症状は事故後すぐに現れないこともある

ながよし整骨院1

交通事故によるむちうちの症状は首や肩の痛みから、めまいや吐き気など、「なんとなく体がだるい」と感じるようなものまで様々です。自分では気づきにくい症状もあり、事故から数日後に発症することもあります。
怪我を負っているにもかかわらず、すぐに症状が現れないのは何故なのでしょうか。

永吉先生:
「交通事故は、予期せぬ瞬間に起こるものです。したがって、突然の出来事に体が興奮状態に陥り、痛みを感じにくくなるのです。また、事故の際に体のどの部分に怪我を負ったかによっても、発症の時期が違ってきます。」

体が興奮状態にあると、アドレナリンやβエンドルフィンという物質が分泌されます。これらの物質には血糖値上昇や鎮痛作用があるため、事故直後は痛みに気づかないのです。また、最初は軽い痛みであっても、後から痛みが強くなってくる可能性もあります。

永吉先生:
「長ければ数日間痛みを感じにくいこともありますが、時間が経つにつれて症状が現れます。事故直後に症状が現れなくても、決して怪我を負っていないということではありません。『今痛みがないから大丈夫』と放置してしまうと、重大な怪我を見過ごしてしまい、後遺症になってしまう可能性もあります。事故直後に痛みや違和感がないとしても、しっかりと医療機関で検査を受けることをおすすめします。」

むちうちの通院先について

ながよし整骨院3

むちうちに限らず、交通事故で怪我を負ってしまったら、その症状に適した治療・施術を受けることが大切です。
交通事故によるむちうちの主な通院先は、整形外科整骨院の2つ。それぞれの通院先でどのような治療・施術を受けることができるのか、詳しく見ていきましょう。

整形外科

交通事故後、最初に行く通院先は医師のいる医療機関です。むちうちの場合は、病院の「整形外科」を受診しましょう。むちうちの可能性がある場合、整形外科ではどのような検査や治療が行われるのでしょうか。

永吉先生:
「整形外科では、交通事故の影響で重篤な損傷がないかを検査していきます。むちうちの場合は、筋力検査やレントゲン写真、MRIなどで検査を行い、診断します。先ほども述べました通り、むちうちは判断が難しいという特徴があるため、しっかりと検査を受けることが大切です。

検査を行いむちうちと診断された場合は、痛み止めや湿布などの薬の処方や、リハビリテーションがメインで行われます。また、牽引治療や電気治療といった物理療法も代表的な治療方法です。」

整形外科で検査や治療を受けたら、医師に診断書の作成を依頼しましょう。診断書を取得することで、交通事故と怪我との因果関係を明確にすることができます。また、診断書は後に損害賠償請求の際に必要となる大切な書類です。

整骨院での施術方法

交通事故後は、整形外科と整骨院を併用して通院することも可能です。
ながよし整骨院では、交通事故によるむちうちに対してどのような施術を行っているのでしょうか。痛みが強く現れる急性期と症状が落ち着く慢性期、それぞれの時期で行う施術方法を伺いました。

永吉先生:
「交通事故で体に強い衝撃が加わると、その後も全身の緊張が抜けにくく、通常の怪我よりも痛みの引きが遅いことがあります。そのため症状が強い急性期では、狭まった関節の可動域と、強い痛みを緩和させる施術を行います。急性期に全身へ施術することで、その後の症状の経過が非常に良くなるケースが多いです。

事故から1ヶ月ほど経過し、症状が慢性期に入ると、今度は違和感やしつこい痛みなどが主な症状になってきます。慢性期の症状は急性期とは違い、ただ筋肉をほぐし関節を動かしたからといって、緩和されるものばかりではありません。痛みや違和感の出ている部位に再度焦点を当てて原因を探し、アプローチ方法も色々と変えていきます。」

事故後の痛みや違和感など、少しでも体の不調を感じたら、交通事故の怪我に詳しい専門家に相談してみましょう。ながよし整骨院では、国家資格である柔道整復師が、豊富な知識と経験の中からぴったりの施術を行ってくれます。

むちうちの治療期間はどれくらい?

ながよし整骨院4

交通事故でむちうちを負ってしまったら、治療終了までにどれくらいの期間を要するのか、気になりますよね。しかし、むちうちの治療期間は、交通事故による衝撃や症状の程度によって変わってきます。『何日間で治る』と一概にいうことはできませんが、おおよその治療期間を永吉先生に解説してもらいました。

永吉先生:
「当院では、急性期の施術に2週間から4週間かけ、その後、慢性期による痛みや違和感の緩和を目指していきます。日常生活に支障が出なくなるまでの期間や再発予防までの期間を考慮し、概ね3ヶ月を目安に施術を行っています。」

ながよし整骨院では、一人ひとりの症状をしっかりと把握した上で、施術プランを提案してくれるため、安心して施術を受けることができそうですね。それでは、交通事故によるむちうちで後遺症を残さないためには、どのように通院すればよいのでしょうか。

永吉先生:
「後遺症を残さないためには、薬の投与や部分的なリハビリだけではなく、全身に対する施術をしっかりと受けられるかがとても大切です。『治療やリハビリのために何となく通院していたが、結局症状が緩和されなかった』という方が来院されることも多くありますが、症状が強いまま慢性期に入ってしまうと、痛みの取れ方も時間がかかってしまうことがあります。

交通事故後はまず病院で診断を受け、その後は症状緩和を促すため、早い段階で整骨院と併用した通院をおすすめします。むちうちの症状は、日常で起こる慢性的な腰痛や肩こりと同じものではありません。しっかりと経験のある専門家に見てもらうことが大切です。」

交通事故によるむちうちの治療費について

ながよし整骨院5

交通事故でむちうちを負った場合の治療費は、相手側の自賠責保険に請求することができます。治療費の他にも、通院先へ行くまでの交通費や仕事を休んだ場合の休業損害、精神的苦痛を補う慰謝料などの請求も可能です。

また、もしも交通事故のむちうちが後遺障害として残ってしまった場合は、逸失利益後遺障害慰謝料を受け取れる可能性もあります。

交通事故でむちうちを負ったら定期的な通院を

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いかがでしたか。交通事故によるむちうちの症状は、首や肩の痛みだけでなく、めまいや吐き気などの症状が現れることもあります。時間が経過してから症状が現れることもあるため、事故直後に痛みがなくとも、まずは病院や整形外科を受診しましょう。
むちうちを後遺症として残さないためには、整形外科と整骨院を併せて通院し、しっかりと治療・施術を受けることが大切です。

今回取材に協力してくれたのは…

今回取材に協力してくれたながよし整骨院では、交通事故後にあらわれる痛みの原因から、それぞれの症状に適した施術プランまで、分かりやすく説明してくれます。怪我の施術はもちろんのこと、様々な悩みや不安もサポートしてくれるため、安心して通院を続けられることかと思います。
交通事故でむちうちを負い、体の痛みや不安を抱えている方は、ぜひ「ながよし整骨院」へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

この記事を監修した先生

永吉 健志郎
ながよし整骨院
永吉 健志郎。 院長。

この記事の執筆者

交通事故病院編集部 ライター / T.S
大学を卒業し、出版社で取材や編集業務を経験。その後、WEBメディアの執筆に転向し、事故に関する様々な知識を多くの人に届けるべく、日々邁進中。現在は、交通事故専門士の資格を取得するために勉強をしている。座右の銘は、格物究理。

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