2018.01.22 示談・和解 腰の痛み 症状固定 慰謝料 交通事故

交通事故の腰椎捻挫は治る?腰の痛みの原因と対処法まとめ

交通事故で腰椎捻挫は治る?

同僚と有給をとって湘南へドライブに行ったら、追突事故に巻き込まれて、腰をやられた。
腰椎捻挫だそうだ。
最初は「旅にアクシデントはつきものだね」なんて笑いあっていたけれど、そろそろ本格的に痛い。
1週間のうち、すでに2回も会社を休んでしまった。

会社の上司や先輩から、「本当は痛くないんだろ」「どうせ嘘だろ」と思われていそうで、とても怖い。
痛いけれど、我慢して行くしかないか……
それよりこの腰椎捻挫とやらは、本当に治るのかな…
まだまだ20代前半、これからもずっとこの痛みが続くとなったら、苦痛で仕方ない。

腰を叩く腰痛の女性

交通事故に巻き込まれて、怪我をするのは何も首だけじゃありません。
頚椎捻挫(むちうち)と同じくらい、腰椎捻挫も多くの人が受ける怪我なんです。

今回は、交通事故で腰椎捻挫(腰痛)になってしまった時にどうしたらいいのか
もし治らなかったらどうなるのかなど、「腰の捻挫」にフォーカスしてお届けします。

この先どうしたらいいのかわからないと思っているそこのあなた。
ぜひご一読ください。

腰椎捻挫(ようついねんざ)とは

腰椎捻挫(ようついねんざ)とは、急性腰痛といわれており、何かの拍子で腰椎(腰の骨※1)が損傷を起こし、急性的に腰痛になることをいいます。
要するに、『ぎっくり腰』です。
医療業界では、腰椎捻挫(ようついねんざ)、腰部挫傷(ようぶざしょう)と呼びます(腰部症候群と呼ぶこともあるそう)。

腰に湿布を貼る女性

交通事故によって腰痛になり整形外科を受診したら、「診断書に腰椎捻挫と書かれた」という方もいるのではないでしょうか。

(※1)腰椎とは
…腰椎とは、背骨の腰の部分。ちょうどウエストの下くらい。

腰椎捻挫の原因とは?

腰椎捻挫は、筋肉・神経・関節など急激な負荷が腰椎にかかったことによって、関節包、靱帯、筋膜が損傷したことによって痛みが生じるといわれています。

この痛みの原因は、“急激な負荷が腰椎にかかること”で、交通事故やスポーツ、加齢による骨の老化などといわれています。
普段から姿勢が悪い方、運動不足や肥満など、腰に過度の負担をかけ続けるなども考えられます。

「ただの腰痛だし、安静にしていれば治る」と我慢をしていると、腰の痛みがのちに後遺症となることも。
もし、交通事故によって腰の痛みを感じ、まだ受診をしていなければ、なるべく早めに病院へ行くようにしてくださいね。

腰椎捻挫の治し方(対処法)

実際に、交通事故によって腰椎捻挫と診断された場合に、どのように治すのでしょうか。
具体的な流れと、どのような施術をするのかどうかを確認してみましょう。

病室の様子

痛みがある時は安静に

茶色い湿布

交通事故のあと、痛みが出てきて動くのもつらい時には、無理に動かさずに、安静にすることをおすすめします。
腰痛の場合は、膝を曲げて横向きに寝ると、若干痛みが和らぎます。
もしご自宅に市販で購入した湿布があるのであれば、患部に貼って炎症を抑えてもいいかもしれません。

しかし、少しでも動ける状態ならば、寝たきりにせず、すぐに病院へ行くことをおすすめします。
 

痛みが少し落ち着いたら整形外科へ

カルテに書き込む医師

もし、交通事故後にまだ病院に行っていなければ、まずは整形外科に行くことをおすすめします。
これは、物損事故から人身事故へ切り替える際にも必ず必要になる「診断書」を取るためです。
加害者側の保険会社と示談をするときも、記録を残しておかなければ慰謝料(治療費)の請求ができません。

自分の症状にあった治療(施術)をしてくれる場所を探す

検索する女性

「整形外科に通院しているけれど、なかなか症状がよくならない。」
「このまま腰痛を抱えて生きていかなければいけないのか」と、苦痛を感じている人もいるでしょう。
病院に通院していても症状がよくならないと、疲弊するばかりでストレスがたまってしまいますよね。
そんな時は、思い切って転院するか、整骨院と併用して通院することもできます。

「私のこと診るのが嫌なのかも…」と感じてしまうような対応を取られていたら、保険会社さんに相談してみてください。
なんどもなんども転院していては保険会社も書類の手続き等が大変になってしまいますので、もし転院するのであれば、慎重に通院先を選んでくださいね。

転院&整骨院と併用する方法はこちら↓
交通事故の怪我は整骨院に通ってもいいの?整骨院の施術内容と保険の手続き 

腰椎捻挫が完治するまでの治療期間は?

スケジュール

一般的には3〜6か月

交通事故病院の編集部が取材を受けてきたところ、一概に、何ヶ月で治ると言えないようです。
ただ一ついえることは、定期的に通院することで、症状が緩和されるのが早くなるということ。

“一般的には3〜6ヶ月”で完治(治癒)する、もしくは症状固定で後遺障害認定へ進む、とありました。
ただしこれは、3ヶ月に1回の通院ではなく、できる限り「治そう」と通院をする方に限ります。交通事故の状況や怪我の度合いによって、期間も治療方法も変わります。

レントゲンに映らない?証明しにくい腰椎捻挫

「頚椎捻挫(むちうち)は、レントゲンやCTには映りにくい」と聞いたことはありますか。
実は腰椎捻挫も、レントゲンやCTには映りにくい(あるいは映らない)といわれています。

レントゲン

なぜ映らないのかと言うと、レントゲンは骨の状態を診るものだからです。
この場合、どのような状態なのかを証明するのにふさわしい検査は、レントゲンやCTではなく『MRI』。

また、しっかりと通院し、細かい情報でも通院先の先生に話しておくと、のちの示談交渉の時に役立つと言えます。

示談交渉とは?

「示談」とは、損害賠償(そんがいばいしょう※1)の解決方法のことで、加害者・被害者の双方が納得して和解することをいいます。

(※1)損害賠償とは…“交通事故にあって被害を受けた場合、相手(加害者側)に対して、損害賠償の請求をすることができます(出典:「よくわかる労災・自賠責請求マニュアル(医学通信社)」)。”

交通事においては、加害者が被害者に与えた損害(怪我をさせた、後遺障害によって働きづらくなってしまった、車が全損になったなど)を填補することが義務付けられている。

腰痛捻挫で「症状固定」と言われたら?

前述もしましたが、交通事故で怪我をした場合、「完治(治癒)」と「症状固定」があります。
これらを医師から判断された場合、いずれも保険会社からの治療費の打ち切りとなります。

完治(治癒)して、以前と同じ状態で過ごせるのなら、それに越したことはありませんよね。
しかし、「このまま治療(施術)を続けていても、症状がよくならない」と医師が判断する場合があります。これを「症状固定」といい、症状固定と診断された場合は、一般的に「後遺障害認定」に進みます。

症状固定後の治療費は?

症状固定と判断された場合、まだ痛い(症状がある)のにも関わらず、治療費の打ち切りとなります。
その後の通院費は、基本的には全て自己負担になります。理由としては、交通事故との因果関係を証明できないことが多いからです。
ただ、病状や治療経過などにより、保険会社から治療費の支払いが特別に認められることもあるようです。
しかしこれは、ごくわずかな判例ですので、症状固定後も治療費がもらえると思わない方が良いでしょう。

また、症状固定とされた場合に、症状がよくならず、体に何かしらの障害が残ってしまったら「後遺障害認定」の申請をすることもできます。

腰椎捻挫で後遺障害認定できる?

悩む女性

交通事故によるむちうち(頚椎捻挫)や腰椎捻挫(腰痛)では、レントゲンなどで映りにくいと述べましたが、その状態で後遺障害認定できるの?と不安になりますよね。

結論を述べますと、ケースバイケースです。
後遺障害認定されることもありますが、全員が全員、後遺障害認定されるわけではありません。

そもそも、後遺障害認定とは?

後遺障害とは、交通事故による怪我の治療を「これ以上行っても症状が改善しない」と医師が判断した場合に、逸失利益(いっしつりえき※2)と慰謝料(いしゃりょう※3)を保険金とは別に請求すること。

(※2)逸失利益…
交通事故によって障害が残ると、思うように働くことができず、事故以前のような収入を得ることが難しくなる場合があります。本来ならば得ることができるはずの収入を賠償するために使われます。

(※3)慰謝料…
交通事故により受けた怪我の痛みや精神的ショックを、金額的に評価して、対価で表したもの。

腰椎捻挫の後遺障害等級認定に必要なこと

施術

腰椎捻挫に限らず、後遺障害等級認定を申請する場合は、以下の5つの条件を確認するようにしましょう。

  • ①通院を継続的に行っている
  • ②後遺症が残るような事故であったか
  • ③同じ症状が現在まで続いている
  • ④自覚症状が証明できること
  • ⑤症状が後遺障害の等級に該当している

腰椎捻挫は、「腰部痛、下肢のしびれ・痛みなど」の神経症状が後遺症で残る場合があります。この後遺症に当てはまる後遺障害の等級は、第12級13号か第14級9号です。
また、「腰部痛、下肢のしびれ・痛みなど」の神経症状を証明するには、下記のような神経学的検査所見という検査を行う必要があります。

  • 神経根症状誘発テスト(※1)で神経根障害が確認できること
  • 膝蓋腱・アキレス腱の深部腱反射テストで「低下または消失」の所見が得られていること
  • 大腿、下腿の筋萎縮検査で筋肉の萎縮が確認されていること

※1 神経根症状誘発テストとは、ラセーグテスト・SLRテスト・FNSテストなどのことです。これらのテストは、医師が患者を寝かせて、股関節や膝関節を屈曲させたり、下肢を挙上させて神経根に圧力を加えることで、神経根障害の有無を確認する検査です。障害があると神経の支配領域に痛みが生じます。

後遺障害認定の手続きとは

手続き

後遺障害認定の査定は、「自賠責損害調査事務所」というところが行います。
一般的な認定手続きの流れは下記の通りです。

  • ①症状固定
  • ②自賠責損害調査事務所により、「後遺障害等級認定」
  • ③示談交渉
  • ④示談成立

示談交渉が決裂してしまった場合は?

そもそも示談交渉がすんなりと進まないケースもあります。
①症状固定〜③示談交渉までは、上記と同じ流れになります。

  • ①症状固定
  • ②自賠責損害調査事務所により、「後遺障害等級認定」
  • ③示談交渉
  • ④調停・起訴
  • ⑤和解・判決

交通事故で腰椎捻挫(腰痛)になってしまったら…

交通事故にあってしまい、腰の痛みが気になったら、すぐに病院へ行きましょう。
自分の体を一番に考えてあげてくださいね。

解決

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交通事故病院とは?

交通事故による怪我の症状は、時間が経つにつれ実感してくることが多いといわれています。「交通事故病院」は、交通事故による怪我の施術を専門的に扱う全国の施設と提携しているため、安心して治療・施術に専念することができます。また、提携先の施設は全て厚生労働省の認可を受けた施術者が担当しております。自賠責保険が適用されると、通院する際の費用は自己負担0円です。

お見舞金制度とは?

しっかりと通院することで、交通事故病院よりお見舞金が付与されます。

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